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〖タイ建築巡り〗もと王族のお住まいの庭で木を眺めてランチタイム


サワディーカー。
@yayoiです。

タイの寺院建築に魅せられた私は、タイの寺院建築以外の建築物、
その中でも特にタイ家屋にも興味を持つようになり、
お寺巡りの合間にタイ家屋のカフェやレストランを訪れることも
楽しみの1つになっています。

今回、友人とお寺巡りの後にランチに伺ったところは、
上品な雰囲気をもつ建物に囲まれ、たくさんの木がある庭の美しさが
とても印象的でした。

後ほどウェブサイトを拝見するとその理由がわかりました。
もとは、KingramaⅥの側室であるプラノム・タットプンブーンの
お住まいだったのです。



クルンガセーム通りから入る


以前は王族のお住まいだったというこちらは、現在はリゾートホテルに
なっています。
ホテルの前の通りはクルンガセーム通りで、通りと並行してチャオプラヤー川から流れ込む運河が通っています。

通り沿いにある駐車場から敷地の中へと入っていくと、奥の方に
高い木々が見え涼しげです。

入ってすぐにサーン・プラプームの祠があります。

レセプションの建物の横にマップがあります。

必要な部分だけを拡大しました。

駐車場から直接入ることができる建物は、レセプションです。
拡大地図の①のところにある建物です。

建物は1度修復され、クルンガセーム通り側に拡張されたそうですが、
拡大地図の②の部分が拡張されたところです。
この建物にはドークラック(Calotropis gigantea アコン)という
名前がついていて、地図によると客室棟です。


駐車場から門をくぐる


先ほどのレセプションの建物を前に、向かって右の端の方に
敷地内へと入って行く門があります。

なかなか高い門で、門の内側にはどんな世界が広がっているのかと
ワクワクします。下の図では、白い文字で門といれた辺りです。

門をくぐるとすぐにある、池にかかっている橋を渡ります。

門をくぐって内側から見る門です。

ここから左手に見えるのは、駐車場から入れるレセプションの建物の
内側部分。

その横に広がっている庭を見渡してみます。


建物は庭を囲むように建つ


木が生い茂る庭を囲むようにして、建物が建っています。
下の図の様に大きく分けて3つの棟があります。

入ってすぐ右側にある建物③が、ドークマリ(ジャスミン)という名前の
建物で、1階に今回訪れたラウィーカンラヤーダイニングルーム
(レストラン)があります。

地図によるとレストランと8室くらいの部屋があるようです。

庭の方からこの建物を撮りました。

この建物と通路をはさんで前にある木はノイナーの木です。

写真の向かって右側に見える細い木です。

日本では、その形態をお釈迦様の頭に例えて釈迦頭と呼ばれています。
果実がさがっていました。

入って正面にある建物④が、ドークプット(くちなし)という名前の
建物で、客室の前にプールがあります。

庭の木の間から、建物全体を撮りました。

その③と④の建物の奥にひっそりと小さなパビリオンがあります。

一方、入って左手の細長くつながっている建物⑤は、
ドークパヨーム(フタバガキ科の木の一種)という名前で、フィットネス
ルームと会議室として使えるダイニングルームが3つ並んでいます。

ラウィーカンラヤーダイニングルームでのランチタイム


敷地内の建築を眺めたところで、③の建物の前にもどって
ランチタイムです。
レストランの入り口を背に見る庭の様子です。

レストラン入り口です。

絵などが飾られていて、内装も美しいです。

メニューといただいたお料理です。

食後はレストランの前に出ている椅子に座ってもう1度、庭を眺めます。
ここでは、本当にゆったりとした穏やかな時間を過ごすことができます。

庭で最も目を惹く大きな木はバニヤンツリーです。
また次の訪問を楽しみにしたいと思います。

今回、訪れたレストランは
The Raweekanlaya Dining (ระวีกัลยา ไดนิ่ง) でした。

お読みいただきありがとうございました。
@yayoi


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