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You made it!

 パーティに友人を誘って「行けたら行くね」と言われたら大抵は体のいいことわり文句だが、稀に本当にくることがある。そうゆうときの「来れたんだね!」は英語でなんと言うのだろう。
 集まりなどに「行く/来る」はmake itを使う場合が多い。”I’m sorry. I cannot make it this time” (すいません、今回は行けません) などとよく使う。では、「来れたんだね!」は “You could make it!”だろうか。オーレックス英和辞典によると、couldを直接法canの過去形として使うことは避けた方が良い。仮定法と紛らわしいからだ。“You were able to make it!”と言えばそれは避けられる。しかし、もっとシンプルな表現がある。
 先日見た映画のワンシーン。サンクスギビングのパーティが開かれている。そこに遅れて一人の友人がやってくる。ホストが言ったのが、 “You made it!”だ。拍子抜けするほど簡単だが、まさに「来れたんだね!」という感じ。
 日本語では「来れる」に対応する過去の表現「来れた」を使うが、英語ではこうした場合でもいつもcanに対応する過去の表現was/were able toを使うわけではないようだ。

友人が届けてくれた大学食堂の感謝祭ディナーの残り物。思いがけず豪華な食事にありついた

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