COVID-19の分析 その1 【Tableau日記】

Tableauを始めたきっかけ

元々データサイエンスに非常に興味があり、データを元に世界を変えたいという想いを持っていました。データ分析としてPythonを使った分析は知っていました(機械学習やAI)が、仕事でTableauというBIツールに出会い、Pythonと組み合わせられればデータ分析の幅が非常に広がるのではないかと思い勉強を始めました。

Tableauを初めて触った感想

KTさんのYouTubeを見ながら、Tableauを触ってみてまず感じたことは、これなら「誰でも簡単に」データを見ることができると感じました。ディメンジョンとメジャーを行と列に入れるだけ、色も選択するだけと直感的な操作が非常に魅力的です。また、操作するときにおすすめをオレンジで表現してくれるので、迷ったらまずそこに入れてみればいいというのも触りやすい要因の一つです。よくわからなくなったら、戻るボタンで戻ることも簡単です。動的なダッシュボードも簡単に作成可能。第三者に見せるときにも少し操作を教えてあげれば、すぐに見てもらえそうです。
一方で、Pythonで描画まで全て行ってきた自分としては、自由度が低い部分もあると感じました。コードを書くのであれば軸の色、サイズ、向きなど数字を変えればすぐに試せるのに対し、どこにどのボタンがあって、どれをいじればいいかを勉強して習得するのに苦労しそうです。(まだ勉強中なので、慣れればもっと良くなるかもしれませんが…)
また、パラメータや計算フィールドといった概念も、ようやく慣れてきましたが初めの頃は全く何を言っているのか分からず、本家のサイトで調べても理解できない部分もありました。

初めてのデータ分析の挑戦(COVID-19)

現在、COVID-19の分析をしてみようと挑戦しています。取り組もうと思った理由は大きく2つあります。
・インターネットやTVの情報が、果たして本当なのか、そして自分がまだ気づいていないインサイトはないかを検証するため
・データ分析の一連のプロセスを経験、学習するため

もちろんCOVID-19は非常に凶悪で、いち早い収束を願っていますが、データ分析の題材という観点で見たときに自分のスキルアップにはタイミングもちょうどいいので、取り組んでいきたいと思います。

早速ダッシュボードを作ってみた

ということで、早速COVID−19に関するダッシュボードを作成してみました。(データはKaggleのコンペのものを使用)
→COVID-19の状況
触り始めて一ヶ月で、動的なそれっぽいダッシュボードを作ることができました!最高のツールです!
・・・
とは自分でもならず、自分で作ってみて「結局何が伝えたいのだろう?」となってしましました。確かに、世界の感染者と死亡者を知る、正しいデータを知るという意味ではいいかもしれない。でも、これを作ったところで次のアイデアは浮かばず、起こせるアクションも思いつかず。とりあえずそれっぽいダッシュボードを作ることが目的となってしまい、本質を見落としておりました。

次に向けて

先日こちらのイベントに参加し、改めて今回の分析への取り組み方を見直しました。
https://techplay.jp/event/775990
インサイトが得られる、アクションが起こせるダッシュボードを目指して取り組んでいこうと思います。



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