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音楽の実力をちょい上げする方法

仕事も本格的にお忙しくなる時期に、音楽の実力をちょい上げする方法があるんです。

結論

ヤーキーズ・ドットソンの法則を使う

以上です。

ヤーキーズ・ドットソンの法則

今さら私ごときが音楽家の方々に、こんな大昔の常識の説明は不要だと思いますが、一部の知らない方に向けて説明すると、不安やストレスが小さすぎるとパフォーマンスが下がり、不安やストレスが大きいとパフォーマンスが上がり、不安やストレスが大き過ぎるとパフォーマンスがまた下がるというものです。

例1

あなたが上級者のギタリストだとします。

「3日間の休暇中にスタンダードのコードを1つ覚えよう」

と、いうくらいのストレスだとそりゃ簡単すぎる訳です。こんなストレスを自分に与えてもやる気は起こりませんので実力は上がりません。逆に

「3日間の休暇中有に100曲覚えるぞ!」

と、いうのはストレスが大きすぎてやる気になりません。

「3日間の休暇中に10曲覚えるぞ!」

と、いうくらいなら頑張ればできそうですが、記憶量的にも休暇の時間配分的にもちょっとキツい感じがしますよね。だからこのくらいが最もパフォーマンスが上がるんです。

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例2

あなたがギター歴1,2年のギタリストだとします。

「3日間の休暇中にアルペジオの運指を一つ調べよう」

と、いうのは小さ過ぎるストレスで実力ちょい上げになりません。

「3日間の休暇中に全てのアルペジオの運指の法則を理解しよう」

と、いうのは大き過ぎてやる気になりません。

「キーがCのダイアトニック・コードを全ポジション正しい運指で弾けるようにする」

と、いうくらいだとちょっとキツそうで、できそうで・・・という感じで最もパフォーマンスが上がります

ポイント1:自分に合うベスト・ストレス・レベルを探す

自分がどれだけのストレスを感じて、どれだけ努力して、どれだけの成果を、どれだけの期間であげられるかは人それぞれですので、自分に合うベスト・ストレス・レベルを探す必要があります。

ポイント2:やり切らなくていい

自分に適切なストレス・レベルが分かったとしても、その目標の7,8割達成できればオーケーと思いましょう。上記の例1だと10曲覚えようとして7,8曲でオーケー、例2だと全ポジションできなくても「3,4ポジション弾ければオーケー」としましょう。いずれにしても自分のベスト・パフォーマンスですものね。

まとめ

自分のベスト・ストレス・レベルの課題を書き出しておくのもいいですね。

さあ、お忙しい音楽家達よ!常にベスト・パフォーマンスを狙って行こうではありませんか!

今日も頑張って下さい。

津本幸司

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