詩7

ぱちん、ぱちんと
傘にあたる雨粒

坂道を登りながら
足もとに目をやると

ぱちん、ぱちんと
道にもあたる雨粒

小さな小さな桜の花びらが
向かう先、一面に広がっている

それはまるで
キャンパスに描かれた絵画のよう

自然が描く芸術だ

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