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サウナ×笑い

こんにちは、程よくサウナが好きなタゴです。サウナってなぜか笑える、ということについて考えました。

「よーし、サウナに入るぞー」となってもらうのが目的です。入ったら教えてね。

今回のテーマはサウナ×笑いです。

サウナっていう言葉の中に、ユニークさや面白さの要素が内包されているのを感じるのは僕だけでしょうか?

たとえば、お笑い芸人がサウナについておもしろおかしく語ったりするシーンがたまにありますよね。ストイックなサウナバトルやら、おじさんの話やら、マニアックなこだわり話やらです。

また、ぼくが「サウナが好き」という話をすると

面白いな、変だな

というリアクションを受け取ることばかりです。笑わせる意図なんかなく真剣に語っても、ニヤニヤされてしまいます。ウケちゃうんです。

なんでだろう

なんでサウナって既にちょっと面白いんだろうと考えるとある説が思いつきました。

サウナは「緊張と緩和」理論ががっつり当てはまる説。

緊張と緩和の理論は落語家の桂枝雀師匠に指摘されたお笑いの有名な理論です。

笑いは緊張が緩和されたときに起きるというもの。

緊張とは身構える状態
緩和とはホッと安心する状態

ぼくはお笑いのネタが大好きで、あれこれ分析しながら見てしまう癖があるんですが日本の笑いは基本これで説明できます。

ボケが不思議なことをして、ツッコミがいろんなテクニックで笑いどころの説明を担って、カオスで緊張していた見る人の頭を片付けて安心させて笑いが起きる。

すべらない話は、ストーリーをよりシリアスに特定の方向性に向かわせて緊張感を煽り、最後にオチで「なんだそういうことか」と納得の面白さに落ち着く。

こんな感じです。ではなぜサウナが面白いイメージを背負っているのかというと、サウナが緊張の場だからです。

お笑い芸人のサウナネタは

①サウナでストイックに意地の張り合い
②サウナでおじさんの話を盗み聞く

というのが主流だと思います。

①のストイックな意地の張り合いはまさに緊張です。負けないぞ!という強い思いと結果へのドキドキ感、熱さに耐える状況、いろんな強い意志が入り乱れています。どうなっちゃうの!?と聞き手に思わせる状況づくりができているんです。

②サウナでの会話を盗み聞くのも緊張です。熱いという限界状態で、暇で、なにもすることがないとき、人の話が耳に入ります。おじさんが変なことを言っててもその場ではコメントができず頭の中で思いが膨れ上がる。このモヤモヤした状況をテレビなどでツッコミやコメントで綺麗に総括して緩和させ笑いにしています。

そもそも、サウナは
・めちゃ熱い
・とくにやることない
・みんな不思議な行動してる
・知らない人ばかり
・特に喋らない
・思考がぐるぐると回る

と緊張感が高まっている設定がそろっています。

これは、ネタにしやすい。

だからサウナが面白い話題として語られがちというわけなんですね。ただ、紹介されるごとに「サウナ=面白い」というバイアスがかかって発信されてしまい今のイメージなわけです。ネタにしやすいサウナは、面白く語られ、面白いイメージがつけられていったんです。所説ありですが、そう考えるとバイアスから少し抜けたサウナの実態が気になってきませんか。

ちなみに、サウナが好きな話をすると就活とかはウケが良すぎて役に立ちます。就活生はトーイックやSPIの合間にサウナに行くことをおすすめです。

では、よいサウナを

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