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出産後4ヶ月、やっとのお披露目

出産したときからコロナの脅威があったので産院を退院しても親族は誰一人会いに来れなかった。それは子供を思ってくれているからだし、みんな遠方に住んでいるし、緊急事態宣言で他県への移動ができなくなるとは思っていなかったから。

私は早く子供を抱っこしてほしい家族として迎えいれてほしいとずーっとあせっていた。こんな小さい今を見てくれないのと寂しくて仕方なかった。子供がかわいそうとまで思った。

毎日写真を撮った。動画も撮った。ミテネを更新するとみんなすぐに見てくれた。ひなまつりには小さな雛人形や飾りがたくさん届いた。みんなの生活の中にこの子の存在は始まってるんだと気付けた。それでもお披露目が延期になるたびに悲しかったけど。

お宮参りも100日祝いも夫婦だけだったけど先日やっと子供をお披露目できた。みんなが嬉しそうで夢中で話しかけてくれて、囲まれた子供は泣き出して、にぎやかであわただしくて、私は本当に幸せだった。家に帰っても楽しかったねと夫と何度も話した。

それからすぐに沢山のプレゼントが子供に届いた。気持ちだけですごく嬉しかった。

子供が大きくなったらこのことを悲しいお話としてではなく幸せな話として教えてあげれる気がした。その為にも、まだまだコロナの脅威に身を引き締めていこう。



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