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主治医への依頼と食事の変化

ひと月半後、旅行から戻り、主治医へ依頼することも決めて、病院へ向かいました。

<依頼と質問>
・セカンドオピニオンとして、A病院とB病院への紹介状とMRIなどの画像がほしい。
→ OK。(紹介状と画像CDをもらいました。)
・もう少し様子をみたいので、定期的なエコー健診だけを継続することはできるか?
→ できなくはないが、お勧めできない。がんは絶対大きくなるから。

セカンドオピニオン後に最終的な結論を教えてほしいということで、2か月後の予約を取り、この日は病院を後にしました。

この時点で、私は標準治療をしない方向を考えていました。
セカンドオピニオン先として挙げた病院は、比較的新しい標準治療ではない西洋医学系の治療を行っているところでした。

この頃には読んだ本をベースにして食事内容を玄米菜食に変えていました。もともとベジタリアンだったのでお肉断ちの苦労はありませんでしたし、白米より玄米の方が好きだったので、それも苦労はしませんでした。ただ、出勤前に低速搾りのフレッシュジュースを作って飲むといったことや、搾りたてニンジンジュースを頻回に飲むなど私の職場では到底できないので、できる範囲で、精製白砂糖、精製塩、食品添加物などを極力避け、伝統的な和食の献立に切り替えていき、毎日お弁当を持っていくようにもなりました。でも、バゲットにバターとワインが大好きだったので、パンとバターとアルコールを完全に断たなければならないのは悲しかったですし、総菜などは添加物があるので食べられない。とにかく必要な栄養だけを入れるという感じで、食事が楽しくなくなってしまいました。食べることが生活の楽しみであった私には鬱々した気分に更なるパンチを加えるような痛手でした。ただ、体に必要ないもの、毒となるものを日常的に体に入れてきたことには改めて気づかされました。

ちなみに、旅行は楽しかったのですが、今回ばかりは心から楽しめたかというと、正直Noでした。
この2か月、食事内容を変えたことと食欲不振とで体重が3、4Kg落ちていたこと、さらに鬱によるストレスで免疫力が下がっていたのでしょう、行きの飛行機内でかなり久しぶりに風邪をもらってしまい、旅程半ばから体調不良状態で旅を続けることになってしまったのです。ただ、鳥の声を聴きながら山を登ったり、自然の美しさに圧倒されたりして、自分が病気であるということを完全に忘れる瞬間が多少持てたことは良かったかな。心身ともに良い状態で、心の底から楽しみたかったという気持ちはありましたが、トラブルはなかったし、よい出会いもあったし、楽しい瞬間があったのは確かだし、これも1つの、忘れられない思い出になったと思います。

今回はここまで。
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