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やんちゃジジイ、高齢者施設に入る

日本人男性の平均寿命はおおよそ82歳、平均健康寿命は72歳、平均介護期間は5年です。67歳男性の標準的な余生モデルは健康な期間が5年、健康ではない期間が10年、その後半の5年は介護が必要かもです。このモデルよりマシな暮らしができればラッキー!

健康寿命を伸ばすための取り組みとしては、以下に挙げるポイントが大切だと言われています。(出典:心臓血管研究所附属病院HP)

  1. 喫煙は控える

  2. 過度な飲酒を控える

  3. 食事は年齢に応じた量をバランス良く

  4. 活発な身体活動を行う

  5. 睡眠時間をしっかり確保する

  6. 孤独にならず、社会関係を保つ

  7. 定期的に健康診断をうける

私の場合、医師の定期検診では正常血圧となることも多いのですが、自宅で測ると高血圧なので、服薬したら低血圧となり立ちくらみが頻発、飲酒時にアルコール性低血圧で3度の転倒経験があります。不安定な血圧やメタボに加え、悪玉コレステロール、尿酸、γGTPなどの数値が高く、日常生活に改善が求められている現状です。運動不足で暴飲暴食しがちな生活習慣を変え、健康な5年を大切にしつつ、元気に楽しく暮らしながら、健康寿命を伸ばすことを目標に施設にお世話になることにしました。介護が必要となった場合、家族に過度な負荷をかけないことも目的の一つです。

できなくなることを必要以上に嘆くことなく、人の助けを借りることもあるかもしれませんが、できることで喜びを見つけていきたいと思っています。

長生きすると、がんになったり、認知症になったりするのは避けられません。ご存知の通り、死亡原因の第一位はがん(悪性新生物)ですが、驚くのは認知症の統計データでしょう。特に女性の認知症有病率が80歳以上では5年ごとに2割から4割、6割、8割と急増します。

年齢階層別の全国認知症有病率

私の母は90歳を超え認知症で要介護の状況ですが、元気です。記憶は儚く、今昔混ざり合っていることも多いですが、意識はときにはっきりしています。施設に入ることを拒絶しているため、デイサービスや訪問介護サービスを活用して、自宅で快適に暮らしています。介護保険並びにケアマネジャーさん、ヘルパーさんその他関係者の皆様に感謝です。

老人施設がそんなに嫌なところか、確かめることも動機の一つです。

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