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アイデンティティを手放したことで、視える世界

こんにちは!手塚亜佑です。

北海道から上京をして、2ヶ月が経過しました。
上場企業に入社し、Webマーケティングの事業部に仮所属中。私は先月から毎日営業を行っています。

今いる会社は、私が入社前のギャップは特に大きくなく、なんならイメージ通り!向上心を持って、挑戦を楽しんでいる上司の方や同期に刺激をもらいながら、自分自身の課題に向き合う毎日です。

そんな私ですが、3月までは北海道以外の住まいを経験したことがありませんでした。
アイデンティティを捨てるということは、なかなか覚悟のいること。とはいえ、自分がなりたい自分になるためには必要なことだと感じました。

そもそもアイデンティティって?

「アイデンティティ」ってきづいたらなんとなく使っている言葉だったけど、そもそもどういう意味なんだろう?ということで調べてみました。

アイデンティティ
〘 名詞 〙
( [英語] identity )
他とはっきりと区別される、一人の人間の個性。また、自分がそのような独自性を持った、ほかならぬ自分であるという確信。組織、集団、民族などにも用いる。自己同一性
[初出の実例]「ごっこ」(出典:<出典>)
本人にまちがいないこと。また、身分証明。

引用:コトバンク

私がイメージしていたアイデンティティは、「この人といえば〇〇!」というイメージや専門性。
その人自身の見られ方やブランディングとも言えるのではないでしょうか。

私は就活やフリーランスの活動を経て、自己分析や過去の活動経験から、自分のアイデンティティをなんとなく把握していました。

そのキーワードは、「釧路」(ローカル)×「デザイン」
(あとしいていえるなら、親しみやすさ?)

釧路で主にデザイン活動していたため、大学が釧路だっただけで「釧路ブランディング」が強すぎて、札幌に住んでいても、出身や住まいが釧路だと思っていただける機会が多かったです…!
(第2の故郷だと思っているので、勘違いされていても嬉しいのですが笑)

ローカルデザイナーとして、3年間活動した末、選んだのは「東京」
そこには私が足りないものを得られると感じた故、あえて「ローカル」という舞台、そして「デザイン」という手段を手放し、総合職としてマーケティング会社に就職しました。

上記のnoteでも軽くお話ししましたが、私がこの会社に入って手放した2つのこと、2ヶ月経過して、その変化や気づきをお話しします。

住めば都。人の手によって整えられた豊かさ。

高校生の時から私は「絶対に東京に住めない!!」と修学旅行で東京へ行ったことをきっかけに、都会苦手人間だと思っていました。

当時住んでいたのは北海道旭川市なので、それ以上の人口の多い街に住んだ経験はありません(旭川市の人口は現在31万人)。
そして、生活の豊かさや環境を重視して進路選択した結果、私は道内という範囲に絞った上で、札幌市の大学は選びませんでした。(志望した大学は小樽市と釧路市)

東京で特に気になったのでは、人や情報の多さ、自然の少なさ、空気、においなど、カオスな空間。余白を作ろうと思わないと作れない環境に苦手意識を覚えていました。

池袋の広告の数々を見て、圧巻していたとき…。

しかし、デザイナーを経験して、北海道にいることでの幅の狭さ、自分が持っているスキルの物足りなさや未熟さを感じた結果、東京を選びました。

東京のわりと中心部に住んでみて2ヶ月。
「整備された環境の豊かさ」「人の手による豊かさ」をより感じる瞬間が増えました。

都会に対しての見方が変わった

東京へ旅行や就活で来たときに、以前よりも「東京って面白い!」と思えるようになったことに気づきました。

特に、私に関してはデザインを始める前と後で、都会の楽しみ方がガラリと変わったからです。

例えば、お店の前を通った時に「このロゴ、めちゃくちゃ良い!店舗デザインや雰囲気も好きだな〜」と思い、思わず写真を撮ったり。
東京の電車の地図や駅の看板を見て、「東京の駅のUI/UXってここまでわかりやすくこだわってるのか〜」と感心したり。

SNSやロゴの参考書で見ていたお気に入りのロゴを、実際に見られたことだけでなく
下の三角の矢印もそのカラー3色でできていて、なるほど〜!!と感動。
あの「変なホテル」のロゴがユニークで、
ホテルらしくないブランディングを感じて、感動。

相変わらず人混みは得意ではないのですが、視点を変えることで、苦手意識を感じていたものが少しでも楽しめるようになり、思い込みや偏見をなくせることに気づきました。

デザイナーと営業を経験した先のキャリア

大学時代、フリーランスデザイナーを3年経験した私が仮配属になったのは、営業職。社内で一番厳しい部署とも言われていることもあり、あえて第一希望として飛び込むことにしました。
(仮配属は8月ごろまで。それ以降の部署はまだ決まっていません)

毎日、法人の方に向けて、無形商材の架電営業を行っています。

営業って正直うさんくさいイメージを持たれがちかもしれませんが、企業間にとってWin-Winの関係にするために、相手へのメリットと対価(料金)を教示します。その対価以上の価値を感じてくれる、一緒に手を組んでくれる方と、そこにない未来を作っていくための必要な職業だと感じました。

営業だってマーケティングの1つ。伝えたい人に伝わるようにする。

私が広告代理店でもなく、デザインの制作会社でもなく、マーケティング会社を選んだのは、「本当に届けたい人に届ける」を大切にしていきたいと思ったからです。

私がフリーランス時代に感じていた悩みとして、「本当に届けたい人に届いているのだろうか」「伝えたいことを伝わるようにデザインをするにはどうする必要があるのか」という課題がありました。

そのため、今は営業、トークや言葉、話し方という表現で、自社の商材の魅力を伝えたい人に伝わるための工夫を毎日行いながら、試行錯誤しています。

あえて、デザインから離れてしまった数ヶ月ではありますが、目的は同じであり、自分がその専門性以外でも戦っていけるかというところを挑戦しています。

美しいものや世界観などの、視覚的、空間的表現が好きな私なので、デザインできないもどかしさも全くないわけではないのですが、今はあえて新卒だからこそできる、専門に限らない「伝える力」を伸ばしていきたいと思います。

5月に読んだ本

先月も紹介しましたが、毎月読んだ本を紹介することにします。

2年ほど前から気になっていた本。「相手が自分の文章を読みたくない」前提で文章を書くということが衝撃的でした。
(読みにくかったらすみません、、これからのnoteでは気をつけていきたいところ…)

こちらは昨年、精神的に苦しい状況になったあとに購入したのに、トラウマ的なものを思い出したくなくて途中でやめてしまい、最近やっと読了しました…。
今読んでも、そのトラウマだけでなく、仕事でミスして感情をコントロールできなかったり、落ち込みが激しいなと感じたりするときにも使えます。
セルフケアや「思い込み」や「考え方の癖」を取り除く方法を知りたい方はぜひ!

今月やること

といっても残り2週間…。なので、絞って今回は2つ!

  • お金に関する本を読む
    浪費癖があるので…。そして数年前、この本の著者「両@リベ大学長」さんのYoutubeを見て、感動していたので、定期的に見る習慣をつけたいと思います。

  • 「勝てるデザイン」の勝てるワーク15をやる
    4月に参加したトークイベントで、元任天堂のデザイナー・株式会社NASUの前田高志さんに『自分の「好き」がわからず自主制作ができない』『営業になり、家でできるデザインの自己研鑽がわからない』とご相談したときに、ワークのご紹介をいただきました。本を購入していたにも関わらず、後回しにしてしまっていたので、今月中にワークやり切ります!!

そういえば、今週6月21日で私は24歳になります!数ヶ月前まで、「もう24歳…?」と思っていましたが、今のマインド的には「まだ24歳!」30歳まで6年もある!!
やりたいことやり切る、後悔のない年にしていきます٩( 'ω' )و

最後までお読みいただき、ありがとうございました!
また7月上旬〜半ばにnote書きます…!!

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