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自然農(霜害)復活の葉

5月10日です。忘れません。その日だったんです。霜害で沢山の苗たちがやられたのは・・・。

ということで、先の写真はインゲンです。葉が全部枯れて、いちづインゲンと、パンダ霜降りインゲンの複数の株の中で、それぞれ一株だけがやられなかっただけで、全て葉が枯れてしまいました。

インゲン

様子を見ておりましたら、1株か2株完全に枯れてしまいましたが、他のものは復活の葉を出し始めました。

キュウリ
ポンテローザトマト

トマトはこれまで3℃くらいならやられたことはなかったのです。
でも、今回初めてやられてしまいました。完全に茶色になってしまったので、諦めかけていたのですが、すごいです!

これもそうですが、やはり小さめの苗は殆どやられました。皆復活してきてますが、弱かったです。
種蒔きは、同じ日に、昨年採れた同じ種、同じ畑の土なのですが、ポットを小さいのと大きいので比べてみたのです。肥料を全くやらない自然農では、やはり土が多い方が育ちが良いようです。育ちが早くて大きくなっていた分、大きいポットで育った方は霜にも強かったのでしょう。勉強になりました。
小さいポットの苗の成長が止まったので、大きいポットに植え替えようと思ったのですが、そのタイミングで「小さい苗だけど定植してしまえ」とやってしまった、私の面倒くさがりが招いた結果でした。

他の苗ももう少しハウス内に置いておくべきでした。または、不織布などで、ちゃんと寒さよけをすべきだったのです。全て定植した苗は藁で覆ったのです。でも、小さい苗は重いだろうと遠慮して、上部を少し薄くしたということもあり、やられたものもあったわけです。ズッキーニやジャガイモなどは刃先だけ少しやられただけで済みましたから。

まだまだ、標高850mのここの気候をわかっていないということですね。
昨年大丈夫だったけれど、今年は5月でもゼロ度以下にまでなりました。

苗たちには謝りました。復活の葉が出て来た時には感謝しました。そして今は毎日、苗たちに声をかけて応援しています。

写真でお見せするような畑でも苗でもないですね。
でも育った時はきっと立派な実をつけるだろうと思い、実験的にご報告しています。
自然農の醍醐味です。

畑の中の円形花壇
今年は何もせずに生えてきたものです。
矢車草、ワスレナグサ、その外側にムスカリが咲いていました。

追記:
ちなみに、数日前まで、この場所では最低気温4℃予報が出ておりました。今は消えていますが、明日は6℃、5月30日も6℃、6月3日は7℃です。日中は20℃以上になりますが、今日も冷たい風が吹いていました。