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琵琶湖の魚たちと(4)二ゴロブナ

さて、琵琶湖の魚、おつぎはかの有名な二ゴロブナに挑戦です。近江佃煮庵 遠久邑さんでも主力商品の一つでしょう。

もちろん、自宅で鮒ずしはハードルが高いですけどね。

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今回は鮮度抜群の良いサイズを2匹分けていただきました。
さばいてみると、なんとどちらもメス!(オスと聞いていたので)。卵を抱いていました。
さばいたときの包丁の感触は意外と固め。肉質は非常に締まっていたように思います。

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販売元に確認して刺身でも大丈夫とのことなので、身は洗いに。
さらに、塩ゆでした卵をまぶした「こまぶし」に。

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「ニゴロブナの洗い、こまぶし、菜の花、酢味噌」
・二ゴロブナは三枚におろして、腹骨と中骨を取り去ります。
身の部分にも小骨が入っているので、薄く削ぎ切りにします。冷水にいれ箸でグルグルとかき混ぜます。
・卵は塩水で茹でます。
・しっかり水けをきってた身と卵と合わせます。しばらく冷蔵庫へ。
・酢味噌は市販品です。だし汁で少し緩めにします。器の下に敷き、その上に二ゴロブナの洗いこまぶし、菜の花を茹でて醤油出汁で味をつけたものを盛り合わせます。

洗いは歯ごたえよし!卵もしっかり目の食感ですが粒が小さいので切り身になじんで良い感じ。酢味噌ともばっちりでした!

ちなみに2尾あったので、もう1尾はしゃぶしゃぶにしてみました。火を通すと身がほろほろとなりめっちゃおいしかったのですが、ちょっと写真映えせず・・。また中華料理ではよく川魚を食べるということでしたが、豆板醤などで調理するとせっかくの淡い味が壊れるかなぁと思い。こちらも2,3切れを辛めの中華スープでしゃぶしゃぶにしてみましたが、まさに中華の味!になってしまいました。(二ゴロブナでなく、他の鮒ならいいのだろうか??)

ほか思い付いたのは、
鯉のように大きなウロコを唐揚げにしてもよかったかな。
中華料理でもよいなら、東南アジアのようにフィッシュヘッドカレーとか?
またこんど挑戦してみようと思います。


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