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企業の総務・人事部の方へ<クリニックへの紹介というのは社員様への挑戦状>

健康保険料の料率は何%ですか?

健康保険組合様は黒字ですか?

総務部・人事部や健康管理部門の担当者の方々にとっては 頭の痛い問題ではないでしょうか?

 健康経営優良法人認定制度の指標などで達成目標になっていることに関してはアピールできることは十分になさっておられます。実際、多くの優良法人が認定されております。 しかし、それでも健康保険組合の赤字体質はなかなか解消されません。

「健康経営」とは、従業員等の健康管理を経営的な視点で考え、戦略的に実践することです。企業理念に基づき、従業員等への健康投資を行うことは、従業員の活力向上や生産性の向上等の組織の活性化をもたらし、結果的に業績向上や株価向上につながると期待されます。

健康経営では上記のようなことを期待しております。 従業員への健康投資ですが 現実的には赤字の健康保険組合の体質にもポジティブに働けばより良いと思いませんか?

検診を受けましょう 禁煙しましょう ジェネリック医薬品にしましょうというようなわかりやすい直接的な働きかけはたくさんされていると思います。

他に手はないでしょうか?それがまずはNYAUWのプロジェクトに賛同の意思を表明してもらうだけです!

株価や業績の向上とは直接的には関連内容に見えますが これはバタフライ効果を期待してのことです。

もっと 日本人なら馴染みの深い表現があります。それは「風が吹けば桶屋が儲かる」です。これは小学校のときにその意味を習われたことがあると思いますがあることが遠い効果を及ぼすかもということです

これについては 面白い本もあります。

話をもとに戻しますと、様々な直接的な施策はすでに行われておりますが、今回はかなり遠い効果(バタフライ効果)を期待しての話になります。

クリニックで勤務医として そして院長として10年以上勤務してきて感じてきた「ため息」がありました。 それは 人間関係ができた患者さんに頻繁にされる質問です「井手先生、XX県に住んでいる実家の家族の相談なんですが YY科で良いところ知らないですよね?」という遠慮された質問です。 患者さんも だめだと思いながら 聞いてくださるわけです。 地元のご家族の方はすでに知り合いにも聞いたり、GOOGLEで調べてそれでも納得されずに聞いてくださるわけです。 

医師も地域や専門が異なると【良い】医療機関情報を提供できないのです。それは自分が知らないからです。 しかし、その地域の先生は知っているはずです。その情報が共有化されていれば【良い可能性の高い 入り口を提供できれば はしご受診の回数を減らすことができるかもしれない】という仮説です。 

ここで大切なことは 医療従事者が紹介をするというのは単に地域と専門が一致するということだけでは紹介をおこなわないことも多いと知っていただけると幸いです。 つまり 紹介先というのはそれ自体がかなりのフィルターを越えてきているということです

大病院に紹介する場合には そこでしか対応ができない状況のときのことも多いですが、 クリニックに紹介される場合にはかなりの確率で【当たり】である可能性が高いのです。

大病院またはクリニックを紹介するとは?

大病院には多くのハードとソフトが集まっているという【患者さんの高い期待値】があります。したがって、少々先生が無愛想でも実際は状況が治療できないといわれても 「大病院でそう言われるなら仕方ない」と患者さんに思っていただけるので 安牌なわけです。

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Posted by NYAUW on Sunday, June 6, 2021


しかし、クリニックに紹介するというのは患者さんに対する挑戦状なわけです。一般に医学リタラシーの高くない患者さんの一般的な認知として

クリニックの診療レベル<大病院の診療レベル

というイメージを持っているのです。

そして、特に開業の先生の恐れの一つとして患者さんからの評価が下がることを恐れます(私もそうです) つまり クリニックの診療レベルは高くないと思っている患者さんに対してクリニックを紹介するというのは  その紹介先のクリニックが 総合的に秀でているという傍証なのです。

ですので、 クリニック院長がいつも紹介するクリニック情報というのは非常に価値があるという仮説で その情報を全国的な共有プロジェクトを行っております。現在120近くの紹介先が集まっていますが 全国10万人の開業医の先生がいらっしゃる中では微々たるものです。 1ヶ月前から開始しているプロジェクトですがここで 課題が見えてきました。 やはり我々があまりにも小さなチームで無名なために登録に躊躇される医師がかなり多いということです。 本日もある大きな病院の先生が本当にお前は大丈夫なやつか?というニュアンスで連絡してこられました。

社会全体の社会保障費削減という大きなメリットのため&紹介先登録で健康保険組合の負担を減らせるというバタフライ効果を期待できるので(かもしれない) 「ちょっと面白そうだからちょっと話聞いてやろうか?」という企業の企業の総務・人事部の方々 一度ヒアリングだけでもお願いできないでしょうか?

井手 武 tokyoeyeasagaya@hotmail.com

どんなバタフライ効果?

組合・企業様の応援
>NYAUWに対する信頼向上
>医師の心理的ハードルの低下
>紹介先登録の増加
>医師が適切な紹介先を患者さんに提示出来る確率が上がる
>セカンドオピニオンやはしご受診の低下
>【組合様の保険給付金の減少】
>このサイクルが多くの健康保険組合で回れば
>【納付金の減少】という遠いものですが、、、












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