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<4日目>入院体験20220922⑦【使い捨てSNSが欲しいなー】

注)今回の私個人の入院シリーズは医療従事者の皆様の働き方に敬意を持って発言することを心がけております。疾患・病院・個人を特定したり非難する情報や写真は載せませんので そのあたりコメントでもご配慮いただけると幸いです。 
患者さん視点で医療を見て【ため息】を見つけることが出来るまたとない経験ですので楽しみにしております。
【ため息】があったとしてもそれを非難するのではなくどうすれば良いのかという視点で考えていくきっかけになればうれしいです。そのあたりは体験記とは別に後日の投稿に反映できればと考えております。

*院内ではWIFIは使えないので携帯からの投稿ですので短めになると思います。


【今日は休息日】

今回は手術して2日目 お腹の傷が痛いですが 胸や下腹部の気持ち悪さはなくなってきました。今日からシャワーも浴びていいということなので驚きです。 瞬間接着剤で傷口止めているということで。あとは身体をいたわる日にしていきたいと思います

【多くの患者さんが】

町中歩いていると沢山の病院があり そこにこうやって入院している患者さん老若男女沢山おられます。普段忙しい中では難しいですが、入院をきっかけに自分の生活や人生を考えた方も多いと思います。

 ここで次世代に伝えたいことのような大層なことは、我が事化していない健常な方や若い方には響かないと思います。しかし、退院した後にこんな日常的なことをしたいというのは多くの人に日常の有り難さを実感してもらえるのでは?と考えます。


【先日のため息の解決策】

先日、入院中の患者さんと執刀医(指導医)と病棟担当の方(研修医など)と看護師さんとの一時的な連絡できるものあればいいのになーと考えていました。

患者さん

「執刀医の先生 全然来てくれないなー。外来や手術で忙しいのはわかるけど、、、」 「病棟担当の先生や看護師の方も主治医に聞いておきますね、が多くて 結局 執刀医の先生待たなきゃいけないんです。」「大したことでないからYES NOだけでも良いんだけどなー」

【病棟担当の方(研修医など)や看護師さん】

「僕も患者さんが困っているの知っているから 執刀医の先生に聞きたいけど 忙しそうにしているし、そんなこと自己判断しろと言われて この前は自己判断で指示出したらこっぴどくしかられたしなー」

【執刀医の先生】

「忙しいから なかなか病棟行けないんだよね」「病棟で適当に回しておいてよ」「そんな小さなことくらい自分で判断してよ」

しかし、自分たちでは責任を負えない立場の研修医や看護師さんはやはり執刀医の先生の言葉がないと動けないんです

「適当に」という言葉の定義が難しくて それに対して責任を取ってくれるなら いいですが 自己判断して怒られた経験などをするともうそれ以降は自己判断をしてくれなくなります。

以前の記事でもかきましたが 医師は現時点では患者さんやコメディカルスタッフから気を使われているというこに対して気を使わないといけません

ため息の解決策は?

執刀医の忙しいのは現実です。しかしこの現実を解決するにはどうしたら良いのかな?と思うと 電話のように同期性求めるようなもの  または 病棟に行くのような 同期性と場所移動を求めるようなものだと解決にならないのです。

もちろん同期性を求めなくてはならない緊急の場合にはどんなときでも電話がかかってきます。しかし、そうでないときの非同期の連絡ツールが無いのです。

【LINEがあるじゃないか?26秒】

LINEがあるじゃないか?と思われるかもしれません。 これは執刀医と研修医の間ではチャットで症例相談に実は使われているかもしれません。しかし、これは患者さんが見ることは出来ませんので 患者さん>研修医>執刀医>研修医>患者さんという連絡にタイムラグが発生します。

患者さんが>研修医と指導医と看護師に同時に発信できるものがあれば良いのかな?と もちろん緊急は対応できないですし ちょっとしたことの質問でYES NOで答えれることに限定でも構いません。YES NO ツールだけでも早く動くかもしれません これは実際に疑義照会アプリでも意識して作ったことですここで例に出ている疑義照会にかかった時間26秒です どうですか? 早いでしょ?



そこで問題が

1-医師や看護師の個人情報を患者さんに晒すツールは使えない

2-そのツールがずっと使えるものだと 退院してからもちょっとしたことを患者さんがそのツールを使って連絡してくるリスク

というのがあります。つまりLINEやINSTAGRAMなどの個人IDで連絡するのは問題ですし、 個人情報がなかったとしても医師と連絡が取れるツールが永続的に使えるのも問題です。

そうすると 個人情報をさらさない(主治医・研修医・ナースであることはわかる)と同時に退院したらそのチャットルームが消えるようなもので YES NOで答えれる質問のみが上げれるようなものだけでもかなりの患者さんの不安解消になるのでは?と思います。 それで答えれないものだけ病棟で答えると。 そして事前に質問がわかっているので主治医も楽ですし、病棟でも待ち時間が少なくなりますし、伝言ゲームによる誤伝達にならずにすみます

一応 そのようなDISPOSABLE CHATROOM機能を持った物自体はあるのであとは導入をQRなどで簡単にして 期限の切り方を工夫すれば院内の働き方改革にも役立つのでは?と思った次第です

働き方改革については26回分で書いています。その最終回のリンクだけ載せておきます







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