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【医療データとAI】⑩外来で質問に「ある程度」答えられるように<7>「医療AI推進機構(MAPI)」

再び私の役割

この【医療データとAI】シリーズは医療データやAIの最先端を追いかけることではありません。
そういったことはひとまず一部の最先端研究を行っている先生に日本や世界を引っ張って行ってもらいましょう。

私の役割は、次世代医療基盤法についての背景などの自分なりのイメージや理解を皆さんにお伝えして、先生方が外来で患者さんとコミュニケーションする際に役立ててもらおうということです。

なぜ私がその役割を?正直、全く詳しくないからです。
詳しい方にとっては当たり前過ぎで「どこが分からないかが分からない」状況なのです。
私にとっては正直「何も知らなかった」といっても良い状況ですので「分からないことが分かる伸びしろのある男」なのです。そういったことで良いモデルだと思います。


御縁を頂き参加させて頂くことになりました

この度「医療AI推進機構 MAPI」の設立に際し活動に参加させていただくことになりました。

 

以下のような想いを持った活動にご縁を頂いたのは非常に身が引き締まります

【背景】

日本には良質な医療データが大量に存在していますが、データの利活用が十分に進んでおらず、海外と比較してAIの研究開発および活用が遅れていると言われています(2)。要因として、データ提供のノウハウ・リソースの不足、開発のためのデータ加工(アノテーション、品質調整)の困難さなど、データの提供側、取得側共に大きなハードルが存在していることがあります。


【MAPIの役割】

MAPIでは、医療データの提供側、取得側の双方をサポートします。今後、次世代医療基盤法の認定事業者を取得することで、医療データの利活用を促進してまいります。また、医療データ標準化、取得、加工の課題に取り組み、スムーズなデータ転送・処理および法規制対応のサポートをします。さらに、国内外の先進的な医療AI技術を導入し、医療データの活用を推進することで、患者満足度と医療効率の向上に貢献してまいります。


【提供サービスの強み】

在籍する多様な専門家が、医療画像データを軸に医療AI創出の全過程をサポートします。

(1)医療画像データに強み

医療画像データに関する深い知識・データを持つことにより、提供側・取得側双方にとっての価値あるデータ活用を推進します。

(2)多様な専門家が在籍

医療AIの研究開発、製品開発、法規制対応、販売保守など、多様な分野の専門家が在籍し、ワンストップでサポートします。

(3)一貫したサービス提供

データの収集から提供までを一社で行うことで、迅速かつスムーズなサービス提供を実現します。


【社会および国民の皆様への還元】

医療データの利活用を促進するためには、データ提供者である国民の皆様の理解があることが大前提です。MAPIでは医療データを安全に有効活用するために、積極的に行政・学会等と議論を行い、広報活動に注力してまいります。また、医療データの売上の一部を医療機関に還元することで間接的に患者様を支援し、さらに医療データ売上の1%を希少疾患等の医療AIの研究開発活動に寄付し、国民の皆様へ還元します。


【今後の展望】

今後、MAPIは、次世代医療基盤法の認定事業者を取得し、2030年までに3000万件以上の医療画像データを独自のプラットフォームで管理し、300以上の医療AIの創出・改善に貢献してまいります。


MAPI設立に込めた機構長 島原 祐基の考えや想いについては、こちら(note記事)をご覧ください。



今日はここまで



シリーズ【医療データとAI】について

先生方とともに自分も学習したいので新しいシリーズ【医療データとAI】を開始しました。私にとっても未知の分野で認識の誤りなどもあるかと思いますがお許しください。
そしてNYAUWのブログの目的は難しいことが理解できない自分自身が学習の過程で掴んだイメージを皆さんにもお伝えすることですので
・卑近すぎる例 失礼に見える表現
・プロから見るとそうでないこともある
などがあるかもしれません。
しかし、できるだけイメージをつかみやすいように、内容を難しくしすぎないようにを心がけていきます。受験勉強の語呂合わせのようにイメージやストーリーを伝わりやすくするためにという悪意の無い目的ですのでお許し下さい。

AIという誰も経験したことのない分野と医療のクロス分野では倫理や哲学もまだ統一されたものもないため議論が世界中で多方面にこれから行われることになると思います。
そういった中で私個人が考える長期的なマクロの医療という視点でこのブログを書いてまいりたいと思います。ミクロな意味・短期的な意味では「不適切だ」か「反対」と思われる方もおられると思います。

・これはあくまで個人としての見解のブログであること
・世間的な未来予想に則ったもので、他の方の考えを否定するものではありません。

その点をご理解下さい。

今後はこの分野【医療とAI】のプロフェッショナルな方々に教えていただきたいので「教えてやるよ!」、または、まだまだ知らないので「一緒に勉強したい」という方まで連絡お待ちしております。


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