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製薬企業の方々へ(結構大変なのです!)【在庫調整・自主回収・出荷停止「すみません!」だけではなく疑義照会アプリも案内してくださいよー】

なぜ今疑義照会が大切に?大変な状況だからです

最近、眼科では非常に多用されるドライアイの点眼が自主回収・出荷停止される事態になっております

別に担当のMRさんが悪いわけではありませんが、立場上現場の最前線で謝っておられるのを見ているのも心が痛みます。

解決案も提案してもらえればもっと良いかな‐と


これは特定の製薬企業様だけの問題ではありません。全ての製薬企業の方々は自社製品の出荷調整や自主回収や出荷停止などのリスクはあるという前提に立つと、問題が発生した際に謝罪は要らないので現実的な対応策や一歩先の手を打っていただけるとありがたいな‐と思います。

・製薬企業が接するのは薬局や医師
・薬局が対応するのは医師や患者さん
・医師が接するのは薬局や患者さん

製薬企業さんは「薬が届かない」ことに対して医師や薬局に謝罪に行きます。しかし、その医師や薬局は

医師


・患者さん説明
・処方箋の備考欄に記載
・薬局からの疑義照会が増える

薬局


・患者さん説明
・疑義照会がふえる

という対応をしなくてはならないのです。

患者さん説明


これについてはこれは不可避ですが、患者さんに対する説明用文書もあると嬉しいですね

処方箋の備考欄


処方箋に追加コメントをキーボードで打たなくてはなりませんので面倒です。しかし、当院ではStreamDeckボタン一発で備考欄に入るようにしています。【ドライアイ点眼出荷調整】のボタンを押せば 備考欄に【ドライアイ関連点眼の在庫が少ない場合には少なめの処方になることがあります】と一瞬で入るようにしています。そういったツールが有ることを伝えていただけると嬉しいです




疑義照会


こういった出荷調整や在庫が少ない場合の疑義照会については
・本数減らし
・代替品への変更
などがメインで
薬局さんが電話でながなが院長の返事を待って頂くようなものは多くはないと思うのです。
どちらかと言うと「YES」「NO」で答えられることの方が多いと思うのです。
そういった際にクリニック側も疑義照会で電話を取られて患者さんからの電話を受けられなかったりするほうがストレスですし、薬局さんも少ない人数で回しておられる中で疑義照会で電話を持っていると調剤や患者さん説明という本来の業務が圧迫されることになるのです。
そういった際の解決策として疑義照会アプリを紹介してもらえると





なぜ改めてこんな記事を?

このようにいろんな科で薬が足りていないのです。

疑義照会と聞いて、薬剤師さんも医師も胸がキュンとなるでしょう。
薬剤師さんは電話する時のストレスが嫌だと思う方が多いかと思います。医師の先生も必要なのはわかっているけど薬剤師さんに対して語気が強くなってしまい「申し訳ない!反省します」という気持ちの先生も多いかと。

当院では疑義照会アプリのおかげで
・薬剤師さんが疑義照会あぷりで医師に送信して
・医師が確認
・薬剤師さんがその確認を

まで診療中なら30秒くらいで終わることも多いです。

昼休みや診察後でもお風呂に入っていたりジムに行った入りしている時などもともと繫がらないので薬剤師さんも期待していない時間帯でもに10-20分以内に返信が出来るようになっています
(*もちろん一部には「明日以降になります」とメッセージをすることもありますが、とりあえず認知しましたと返事が送れるのは大きいです)

医師側も薬剤師さん側も仕方ないとかそんなものだという諦めの中で 診察時間内だけの電話コミュニケーションだけで行われることが多いと思います。残念ながらマウントを取る医師や恐縮しすぎる薬剤師さんや時間外には全く繫がらないことは患者さんのためになっていないということを覚えておかなくてはなりません。やはり明日以降に申し訳ないけどなりますという連絡だけでも付けば薬剤師さんや患者さんも納得感が出ます

まずは今日からすぐにトライ!


このWEBアプリは自分が開業医の院長として薬剤師さんや患者さんに申し訳ないと思って無料で提供しているものです。これでお金を取るものでは有りません。単に自分のため息を解決したいと自分で開発したものです。シンプルですが十分当院では機能しておりますので

https://gigishokai.com/

概要は私の素人感満載のYouTubeビデオを数本見ていただければおわかりになるかと


まとめですが


今は薬の供給が足りないため
・薬局側は聞かなくてはなりません
・医師側も足りないということは伝えてもらわなくてはなりません
・限定出荷している製薬企業様も患者さんに負担にならないように医師と薬剤師さんのコミュニケーションコストを下げるツールの存在をお伝えしていただけると幸いです

製薬企業の方々、薬剤師さんの方や医師の方向けの簡単なプレゼンをすることも可能ですので ご興味のある企業・団体の方 下のリンクに連絡先がありますので連絡お待ちしております

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