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【疑義照会 仕切り直し】⑬ どうやって医師に使っていただく?【通知が命②】

疑義照会 仕切り直し

これまで疑義照会アプリSLACKのAPIで提供していましたが、SLACKの仕様変更に伴い使えなくなったため、これまでの経験と反省をもとにあらたな疑義照会アプリを作成中ですのでその辺りの背景を書いてみたいと思います

古いアプリのサイト

新しいアプリのサイト


先日の投稿では

疑義照会は通知が命だと書かせていただきました

通知は到達率と到達時間

電話
従来の疑義照会は電話がメインだと思います。電話は診察中は医師には繋げないというデメリットはありますが、とりあえず通知は100%の到達率ですし、到達時間はかかってきたらすぐに気づきますので0秒と言ってもいいかもしれません。

WEBアプリ単独
WEBアプリの場合にはその点が弱点で、頻度の少ない疑義照会のためにずっとその疑義照会のページをデスクトップに開いておくことは出来ないのでキ気づかれなければ到達率が下がりますし、到達時間は長くなります。

WEBアプリ&メール
これは到達率は高いですが、2時間後に診ても意味が無いのです。それだと電話でいいやとなるからです。

WEBアプリ&WEBHOOK
私は通知関連はZAPIER経由でSLACKに集約しているのですが、通常のZAPIER連携だと2分から15分くらいのタイムラグがあるのです。ですので、今回は即時通知ができるWEBHOOKの機能を作っていただいております。これですとZAPIER経由でも、アプリにWEBHOOK連携機能があるものでも即時に通知が来るのでとよいのです。(私はSlackとPushbulletをつかうつもりです)

PWA機能も入れていただきました


何だ?PWAって?となるかと思います。これはProgressive Web Appsの略です。詳しくは以下のリンクを見てもらえると良いですが

スマホ上でWEBサイトをスマホアプリのようにできる機能です。

上でもかきましたがWEBサイトの場合はサイトを開かないと通知が来ているかわからないのですが、PWA化できると通知なども強化でき、ホーム画面にアイコンも設置できるのです。
「じゃースマホアプリを最初から作れば良いじゃないか?」と思われるかもしれません。しかし、これは結構ハードルが高いのです。APPLEやGOOGLEの審査を通らなくてはならないですし、それぞれのOSで異なる設計をしなくてはならないのでWEBアプリをPWA化できるとWEBアプリとスマホアプリの良いとこ取りが出来るのです。 設計ありがとうございました。



今日はここまで


近々、薬局やクリニックの皆さまに使って頂ける疑義照会WEBアプリを公開できると思いますので今しばらくお待ち下さい。

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参考リンクまとめ


KINDLE出版







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