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決断という言葉の語源は「犠牲となる村々を選ばなければならなかった」

年末の本の整理(一回読んだ本はサマリー書いて本棚の奥に置くので)をしています。


その中でNYAUWの活動に関連するような記述がありましたので書かせていただきます



P181 決断という言葉の語源は治水のために堰を切って大量の水を放流することらしい 放流すると必ずいくつかの村々が水に飲まれてしまう だから為政者は一帯の治水のために犠牲となる村々を選ばなければならなかった 何を選び取るかという問いは何を犠牲にするかという問いでもある 私たちが決断を迫られる時何を犠牲にするのか何を捨てるのかを問われている 今日の昼食をカレーライスにするか活動にするかを決める時でさえ経済力のある大食漢でない限りカレーライスを選ぶ場合にはカツ丼は捨てなければならない

P190 サバイバルのコツや秘訣はないが基本戦略あるのかもしれない それは不況時頃こそ外部を意識するということだ リセッション デプレッションという嫌な響きの言葉はどうしても人を内向きにする そういった時こそ遮二無二頑張るのではなく自分と外部との関係を考え外向きに思考し行動することが重要だとも新鮮な空気をするためには外に出る必要がある

【NYAUW的視点】

医療というのは社会インフラ的なポジションの業界ですので 政策や国家財政に左右されるのは皆さんご存知だと思います。 

特にこのコロナ禍においてろいろなルールが矢継ぎ早に変わっていき、 大病院の外来閉鎖、 患者さんの自主的な受診抑制、初診時からのオンライン診療解禁など クリニック単独の力ではどうしようもない力を感じたと思います。 

これから経済状況などによっては 政策「決断」で医療の取捨選択が行われ フリーアクセス・自由開業制・出来高制というものがターゲットになってくるかもというのはある程度予想されます。 そういった時に やはり外部環境を意識しておくのとは非常に大切かと思います。 かくいう私もそういったことができていないので 皆さまとそういったTEAM UPしていければと考えております。

2021年10月28日14時31分31秒
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