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紹介先登録Projectの意義は?長文すみません!!

紹介先登録プロジェクトのチラシをツテで見ていただいた先生から質問が有りました。【このプロジェクトの意義は?】ということで。

全くご興味をいただけない先生は「意義は?」なんてことはお聞きにならないのでもうこれは必死で説得に入らなくてはなりません

まずはNYAUWの行ういろいろなプロジェクトに関しては医師の皆様全員に賛同をいただけるとは考えておらず チラシにも書かせて頂きましたが まずは意義を理解していただける1%のクリニック院長(開業医10万人の1%=1000人)と将来なにか新しいことを前向きにするためのメンバー集めついでに どうせするなら患者さん・医師・社会に役立つことをしたいということが根底としてあります。

なぜ1%でいいの?


私が個人的に持つ一番の課題感・危機感は【一人ではどうしようもない】ということです。「そうか?俺は一人で行きていけるし 患者さんもたくさん来て 俺のクリニックは安泰だ」と思われている先生もおられるかと思います。先生の朝の食事は自給自足?という極端な話をするつもりは有りません。 しかし、医療の分野の話において【先生がその診療科の診察だけできているのは先生だけのおかげ?】と自問自答して下さい。

<情報爆発と医学リタラシー③> 医学情報は、そもそも個体差や研究デザインの違いなどによって「ゆらぎ」が大きいものです。たとえば、特定の患者には大変有効な薬が、同じ疾患をもった別の患者の毒になるというケースは多数あります。「この疾患にはこの...

Posted by NYAUW on Saturday, October 26, 2019

このFACEBOOK中でも書かせていただきましたが他分野の専門家に対するリスペクトが必要だと思います。

しかし、現実には私は他分野のリスペクトはありますが 現実に患者さんの受診体験のフローにまで落とし込んでいるかというとそれは正直できておりません。 勿論 近隣の患者さんで近隣の医療機関でカバーできるものや 自分の専門科であればある程度の距離圏まで紹介ができます。しかし、専門性や地域性が異なると全く太刀打ちできません。これは仕方ないかもしれませんが、医療従事者である我々が探しきれない医療機関を患者さんが探せるでしょうか? 難しいです。「でも仕方ないじゃん、良い医療機関知らないんだから!」

良いとは?

医療機関の恐れとしては 自分が紹介する医療機関が変なものであれば患者さんからの評価が下がるということもあり よっぽど信頼する または間違いの少ない【良い】医療機関以外は紹介しないという傾向があります。つまり関係ができている、知人からの噂などがないと下手なところは紹介しにくいという問題があります。専門性と地域性が一致するからと言ってGoogle検索の検索上位の医療機関に行ってくださいとは言わない現実があります。 理由の一部として 【後医は名医】の理解をしていただける紹介先が正直欲しいなーというのがあります

<ONE STEP...

Posted by NYAUW on Friday, November 15, 2019


逆に言うと、【いつもの紹介先】というのは単なる地域と専門性以上の価値を持っているという証明でも有るのです。


患者さんが行う医療機関検索に任せると 医学リタラシーとは関係ない基準・SEO対策まみれのGOOGLE検索結果に従って受療行動をしてしまうことです。

診療科の同じ医師がマスコミなどで発言しているときに 「その先生は専門違う!!」ということないですか? そういった情報に医療素人の患者さんが流されて受診してしまって、適切なケアを受けれない悲劇を避けたいのです。紹介元の先生がピンポイントで最適な先生を知らないからといって患者さんに一任することを避けたいのです。

一つは 適切でない医療機関で 経過を見ているうちに悪化してしまう可能性(もっと端的にいうと飼い殺しされる可能性)があるのと、もう一つは「みんなBESTを探しすぎるから紹介できないんだよ 今よりBETTERな紹介先を患者さんの納得のもとかかってもらうのが良いのではないかと」


「XXさん、専門性や地域が異なると医師もGOOGLE検索で調べるのです!知り合いの先生に聞いてもわからない場合には。でもそれでは適切な医療機関への早道ではないので、患者の皆様がご自身で探されるよりも早く最終ゴールに辿り着くための まずかかってもらうクリニックをお伝えすることはできます。他の先生がいつも紹介されているところなので そこにまずかかって更に適切なところに紹介してもらって下さい」と患者さんに正直言って言い訳して紹介すればよいわけです。

これによって患者さんのみならず 医師や社会の負担も減らすことが出来るのでは?と言う仮説です。

これに必要なものは【自分の医療機関】ではなく、自分が【いつも紹介している紹介先】情報です。【自分が情報をGIVEするだけで自分にばメリットないじゃん 患者が来るわけではないので】と思われるかもしれませんが 他の先生が紹介先に悩んでいるときに 【患者さんの最終ゴールではなくてもまずは任せることが】できる医療機関の道標になればよいという【GIVE FIRST】な医師を集めて行きたいんです。 そうすれば 【回り回って】いつかは【自分もメリットを受けることはできるかもしれない】という【GIVE and GIVEN】マインドの先生を探しているのです。これは下の本を読んで身につけた考え方です。


<専門性を気楽に委ねては?> 患者さんの紹介がなぜ必要かと言いますと、情報爆発の時代、時間の物理的制限の中で専門性を上げる必要性があるからです。専門性は知識と経験が相まって形成されますが、医学の総体の中で個人がカバーできる範囲は年々小さく...

Posted by NYAUW on Tuesday, November 19, 2019


もう自分でどうにかしようということを僕は諦めています。EXPONENTIAL(指数関数的)に情報が増えていく中では知り合いの情報だけでも無理で 知り合いの知り合いくらいつまりONE STEP FURTHERの情報を利用できるような関係性を作っていきませんか?

<ONE STEP FURTHER③「六次の隔たり」は役立つ?> 繋がりというと世界中の人は友達の友達を介して世界中の人々と間接的な知り合いになることができ、全ての人や物事は6ステップ以内で繋がっていると言われます(六次の隔たりSix...

Posted by NYAUW on Saturday, November 16, 2019


<情報爆発と医学リタラシー④> 情報爆発が生み出す世界というのは「星空」のようなものだと考えています。 「星空? きれいでいいじゃないですか?」と思われるかもしれませんが 皆さんは、星空を見て どの星が何光年離れているか? わかります...

Posted by NYAUW on Monday, October 28, 2019

スタッフ入職のときに見てもらう古いビデオがこれです。



自分だけで解決しようとせず 皆さんの肩を借りて 他人に肩をかせるような関係性にと GOOGLE SCHOLARにある 


巨人の肩に立つです。 他の医師の紹介先という肩にのり 自分の肩である自分の紹介先を提供してもらえると嬉しいです


長くてすみません このような意味を理解していただける1%の医師の皆様 お待ちしています!!



よろしければサポートお願いします。 NYAUWの活動は現在マネタイズを考えずに意義のみを追求するフェーズです。 ニッチな分野のやせ我慢プロジェクトですので お気持ちだけでも嬉しいです。