マガジンのカバー画像

^_^

25
運営しているクリエイター

#コラム

「あの有名人と知り合いなんだよね」と「あれって俺がやったんだよね」は言いたくないなあ

僕は「男の美学」とか、「こういう生き方が素敵」とか、あんまり気にしなくて、ほんと、良い大人なのにみっともないことをやってしまいがちなんですね。

でも、これを言う大人だけにはなりたくないなあ、とずっと思っていることが二つありまして、一つは「あの有名人と知り合いなんだよね」というのと、もう一つは「あれって俺がやったんだよね」というものです。

「あの有名人と知り合い」の何が悲しいかって、「で、それが

もっとみる

貧乏くさいことだけはやめて

僕、ついつい「貧乏くさいこと」をしがちで、妻に「ほんと、貧乏くさいからやめて」ってよく言われるんです。

で、妻に言わせると、「貧乏なのは仕方ないし、頑張ればいいんだけど、貧乏くさいのだけはイヤ」ということなんです。

確かに、すごくお金持ちなのに、貧乏くさいことをする人もいれば、貧乏だけど絶対に貧乏くさいことはしないという人もいます。

お金ってあるとかないとか色々と状況はありますが、それよりも

もっとみる

ある戦友

bar bossa開店当初、夕方、毎日お店の前を通る、美しい女性に気が付いた。

身長はたぶん170弱くらいなのだけど、いつもハイヒールを履いているのでかなり高く見えた。

髪の毛は真っ黒で顔はとても小さく唇が少しぷっくりしていて、そこにいつも濃い赤の口紅をつけていたので不思議な色気があった。

そして、彼女は痩せているのに胸は大きくて、いつも胸元を強調させた服を着ていて、ある時「そうかクラブかど

もっとみる
もし違う世界で出会っていたらの恋

もし違う世界で出会っていたらの恋

あなたは今までに「あ、この人、違う瞬間に、違う設定で出会っていたら、たぶん恋に落ちていただろうな」って感じたことってありますか。

例えばあなたが今、結婚していて37才だとします。

そんなあなたよりも10も20も上だったり下だったり、あるいは相手も結婚していたり恋人がいたり、という人で、「ああ、今はお互いこういう設定で、こういう出会い方だから、まさか恋愛感情なんてありえないけど、違う設定で、例え

もっとみる

笑いとエッチな気持ちと恋の量の関係

立川志の輔がこんなことを言ってまして。

「笑わせるのって本当に難しい。怒らせたり泣かせたりするのは簡単なんだけど、笑わせるのって本当に難しいんですよ」

僕もそう思います。

泣かせたり、切なくさせたり、怒らせたりっていうのはいくつかパターンがあって、どの文化、どの時代の人でも、「ここをこう突くと泣いてしまう」っていう決まったパターンみたいなのがあると思います。

で、難しいのは「エッチな気持ち

もっとみる

彼女の思い出のお店

先日、ある30代半ばと思われる女性が今はもう閉店している「思い出のお店」について話してくれました(本人から書いていいと了解は得ています)。

「どんなお店なんですか?」

「音楽がかかってなくて、換気扇の音だと思うんですけど、その音がずっと雨が降っているような音がするんです。そして、ご主人が煙草を吸っていて、あんまり話さないんです」

「え、煙草吸ってるんですか。今だとありえないですね。じゃあ結構

もっとみる