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[2022年2月1日火曜日]0に限りなく近い

 0という幻には。
 どう足掻いてもなれません。
 限り無く、0に近い無限に近づけても。
 ですが、自分が0だと信じる限り。
 0という幻は手の中です。

テツガクちゃん
 気づいてしまいました! 私!
 0に限り無く近づくことはできても。
 0という幻にはなれないことに。

 それは、孤独とも似ていますね。
 どう頑張っても、人は孤独にはなれません。

 自分の中に葛藤できるだけの。
 違う考え方をする自分がいる限り。
 一人とは言えません。

 あくまで、孤独だと信じる自分もいる。
 そんな状態です。

 果てして、それを。
 本当に孤独と呼ぶのでしょうか?


肯定
 たしかに、そうだね。
 自分は孤独だと信じる自分もいる。
 だけど、それは孤独と呼べない気もする。

 孤独に限り無く近づいて。
 寂しいと感じる心境だよね。

 でも、違う考え方をする自分と出会えたら。
 もう、孤独なんて情緒模様も。
 一瞬で消え去っちゃうね。


テツガクちゃん
 そうですね。
 きっと、きれいな虹。
 そんな夢も見えるはずです!

 ですから、旅は大切なんです。
 フラットに鞄一つで出かけて。
 重さのない様々なものを詰め込むような旅が。

 きっと、その旅の中で。
 様々な方と出会うと思います。

 その確立という可能性は。
 限り無く0に近いと思います。

 誰とも出会わない、何もない0ではなくて。
 様々な可能性が溢れた、無限に近い0です。

 この0という幻は。
 アレに似ていますよね?


肯定
 『存在と同時に存在しない』という景色だね。

 有限の世界にいる以上。
 『何もない』という景色はとても遠い幻。

 だけど、限り無く無限という景色。
 それに近い有限なら手の中にある。

 0という幻は。
 少しややこしく、魅力的な景色だね。

 ホント、『存在と同時に存在しない』に。
 限り無く近いというか。
 この場合は同じかもね。

 0が持つ、二つの世界のどちらを見るのか。
 その視点の問題という意味では。

 いや、それは0に限らないかな?


テツガクちゃん
 限らないのかもしれませんね。
 全ては視点次第です。

 0という少し不思議な幻。
 永遠に何も無い0には、なれませんが。
 限りの無い0には、近づくことができます。
 この有限の幻の世界で。

 もし、どうしても。
 何も無い0という幻になりたいのであれば。
 『なれない』という金網を潜り抜ける。
 そんな旅に出かけましょう。

 鞄一つ持って。
 重さのない様々なものを詰め込む旅に。
 きっと、その旅の可能性は0に近いでしょう。

 あなたは、この0にどんな世界を見ますか?

 今、出した、その答え。
 それが、変わらずにあり続けるとは限りません。

 なぜなら、今の自分と明日の自分。
 それは限り無く近い、別の誰かですから。


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それでは、また次の機会にお会いしましょう。


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