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[2021年12月13日月曜日]二つの視点を操る

 経験豊富な熟練者と何の経験もない初心者。
 その両方の視点を同時に操れたら。
 そう呟いたら、相方が笑いながら返した。
 それに気づいてしまった、今。
 きっと、想像力が描いた今にも辿り着けるって。

肯定
 最近、二つの視点を操れたら、と思うよ。
 
 経験豊富な熟練作家。
 何の経験もない、初心者の作家。

 そんな二つの視点。


テツガクちゃん
 どうして二つの視点を操りたいのですか?
 今の肯定さんの視点は。
 かなり、ステーキですよ?


肯定
 熟練の方が持っている。
 豊富な経験と知識は魅力じゃない。
 それと同じように。
 初心者が持っている、初心も凄く魅力で。

 中途半端な僕には、それらがないんだよね。
 初心者の初心はないし、豊富な経験や知識もない。
 偉大な実績もないしさ。

 熟練な視点と初心な視点。
 その両方を同時に巧みに操れたらな……。
 量子力学的な話だけど。


テツガクちゃん
 肯定さん、凄いですよ!
 その量子力学的な世界。
 それに気づいてしまった、ということは。
 その世界も覗ける、ということですよ!

 私達は人の間という狭間。
 そこに生きる、人らしいので。
 二つの視点を同時に覗くような。
 量子力学的な世界だって覗けるはずです。

 それに、気づいてしまった。
 その瞬間から、既に。


肯定
 えっ、僕にできるのかな!?
 まあ、ガクちゃんが言うんだし。
 そうかもしれないね。

 外国に行ったことがなくても。
 外国を想像して意識する。

 外から見た自分は、どうなんだろうか?
 他人から見た自分の映像。
 それを映せるような、想像力を磨く。
 まるで、熟練者のように。

 退屈で同じことの繰り返しの毎日を。
 まるで、知らない世界に来た時のような。
 そんな初心を失くさず持っている。

 今の僕でも。
 そういうことができるのかもしれないね。
 やってみたいことに気づけたのなら。


テツガクちゃん
 きっと、できますよ。

 経験や知識に似た影を作る想像力。
 それが作ったフィクション。
 それはいつか、リアルよりリアリティのある。
 そんなフィクションに変わりますよ。 

 もう、リアルかどうかは、どうでもいい。
 トタン屋根の上の向こう側、そんな世界へ。

 様々な幻を描ける、想像力。
 それが描いた世界は。
 きっと、いつか辿り着けます。

 これまで見えなかった世界。
 それを想像力が見せてくれたのなら。
 それに気づいてしまった。
 我がままな自分がいるのなら。
 
 あなたは何に気づいてしまって。
 どんな今を想像しましたか?
 それらは、とっても大切で。
 とってもステーキなことです!

 それを笑っている方は、トーフにご注意を。


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それでは、また次の機会にお会いしましょう。


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