第六感、第七感、第八感


 はーい、テツガク肯定です。


 昔、私の相方と第六感、第七感、第八感について話したことがあります。
 主にその時は、第七感が主で。
 その後、第八感に気づいた、というより思い出しました。


 あくまで、私と相方の間での第六感、第七感、第八感ですが。
 今回にそれについて紹介できたら、と思います。

 永いのでまず簡潔に紹介します。
 
 第六感は潜在意識で。
 第七感は思考。
 第八感は当たり前を察する力です。


 まず、第六感。
 これは、潜在意識のようなものだと。
 私達は思っています。

 二人で話した時は。
 幽霊がいるような気がする、という感覚。
 あるいは、何かを予期してしまう感覚。

 なんかいいことありそう。
 なんか悪いことありそう。
 誰か飛び出してきそう。
 そういう感覚です。

 当時は潜在意識と思いませんでしたが。
 第六感は潜在意識だな、って最近思いました。

 例えば、今の私です。

 妙にユーロビートが聴きたくなった。
 それで、『頭文字D』を知りたくなった。

 そして、それを教えてくれた友達を思い出した。
 その友達にまた会いたくなって、短編を描いた。

 たまたま、YouTubeのコメント欄で。

 フルスピードで走るのが俺の人生だった

 というコメントを見つけ、ワイルドスピードが観たくなった。

 壊れていた充電器を注文したら。
 不本意にもAmazonプライムに入ってしまった。

 せっかくだから、何か映画を観よう、と探したら。
 たまたま、ワイルドスピードがあったから。
 迷わず観た。そして、あのラストを観て。

 私もまた会える、って自然と思えて。
 今でも疑うことなく信じている。

 今まで全く意識もしなかったことが。
 些細なことで動き出す。
 ですが、潜在意識の方は既に先行していて。
 おそらく、私が短編を描いている頃には。
 再び会っていたと思います。

 今も会えなかったら、どうしようというより。
 久しぶり~! って会いに来てくれる友達の姿が見えて。
 これから、どうしようかって考えるのを楽しんでいる私がいます。

 これは、コントロールできる意識ではありません。
 無意識に自然とそう思ってしまい。
 今までは、どんなに意識しても先に進まなかったことです。


 第六感は潜在意識ということで。




 その次は第七感ですね。
 それは、まさにこの瞬間です。

 いえ、時間の話ではなく。
 今、使われているのが、第七感です。

 私の想いや考えをあなたが受け止めているのは。
 視覚ではありません。
 視覚は光の情報を受け取っているだけです。
 ですから、アメリカ人や中国人には。
 私の想いや考えは伝わらないでしょう。
 翻訳をかければ、別かもしれませんが。
 私の文章は翻訳程度では捌けません。

 WAGAMAMAバディー、A4B。
 四つ揃ったAは、不戦神話のA。
 どこまで彼女のAに貼り憑けますかな?
 ワガママ・クイーンは冷酷冷徹だぜ!

 他にも

 愚かなFRの好奇心ドリフトは。
 アンダーステアの向こう側のワンダーランドへ。
 続いていく残光残像だ。

 これを理解するには。
 第七感、思考が必要です。

 そうです、アンダーステアって何?
 ああ、車が外側へ膨らむ現象か。
 つまり、何かの外側の向こう側にワンダーランドがあるわけか。

 なんて、思考がないと解読できないでしょう。
 正直、あまりよくない文だと思いますが。
 よく音楽を聴いていて、こういう文章ってありだな、と思って。
 調子に乗って、こんな形になりました。
 ですが、凄く好きです、私は。


 第七感は思考ということで。




 最後は第八感です。
 これは相方が最近気づいてくれたもので。
 当たり前を察する力です。

 今後の景気はこうなり、こういう政策がこうたら。
 つまり、将来はこうなると思います。

 それってあなたの感想でしょう?

 はい、これです。
 人が話すことなんて全て主観的な感想です。
 どんなデータやソースを出しても。
 それを選んだ、主観が入ります。

 反対のデータやソースもあるのに。
 それを選ぶのは主観です。
 自分の感想に説得力をつけるために。


 実は経験談なんですが。

 無意識に私は、それって違う気がする、とか。
 うっかり、それは間違っている、と言ってしまうんです。

 それで、それはお前だろう? と返されて。
 嫌な気分になっていました。
 なぜ、そうなるのか。
 最近、その理由に気づきました。

 それは違う気がする。(私の理想とは)
 それは間違っている気がする。(私の理想とは)

 ところが、相手には。

 それは違う気がする。(一般的常識とは)
 それは間違っている気がする。(一般的常識とは)

 そう感じたからか。
 その人の一般的常識を教えてくれたのでは、と思います。

 そういう現象は。
 友達とかに限らずあります。

 ニュースの情報だって。
 最初から制作局の主観の情報です。
 ですから、最終判断は自分がしていいんです。

 なんか違うな、と思ったら。
 それでいいんです。

 (一般的に)正しい情報を! と言いますが。
 そんなものありません。
 あるのは、互いの主観です。

 客観的という概念は幻想か。
 ほんの少し、独り歩きし過ぎた概念だと思います。
 公正公平な判断なんてできません。
 できるのは、平等の機会だけです。

 1日は誰にとっても24時間。
 あの人はハンデがあるから、1日を40時間。
 この人は優秀だから、1日は18時間。
 そういう調整はできません。

 平等に誰もが主観を持っていて。
 ですから、公正で公平な客観的判断なんてできません。
 あくまで、それっぽい何かです。
 例え、AIを使っても、AIをつくった人の主観が入りますから。

 そして、この主観というのは厄介です。

 思い込み、決めつけ、期待。
 よく使う言葉ですら、使う人によって認識が違います。

 思い込み。
 想像で話しただけで思い込み、という人もいれば。
 想像を譲らないことをいう、という人もいる。

 決めつけ。
 仮定や思ったことを言うだけで決めつけという人もいれば。
 絶対に譲らないことだと思う人もいる。

 期待。
 祈りですら期待という人もいれば。
 当てにすることを期待という人もいる。


 ですが、よく考えれば、当然です。

 人それぞれ違うように、人の使う言葉の意味も人それぞれです。
 これくらい、常識でしょ! というのが全く通じません。
 当たり前なことを見失いますし。
 当たり前だと思っていたことで転びます。

 その当たり前を共有するのが、コミュニケーションの楽しみだと思っています。

 あれだよ、あれ。
 ああ、これね。
 そう、ありがとう。

 こんな芸当ができるのは。
 お互いが寄り添って、同じ第八感を共有しているから。
 違う人には全く通じませんが、信頼関係があれば成せてしまう業は。
 第八感、当たり前の連係プレイ。




 永々とお付き合い、ありがとうございます。
 まだまだ人には不思議な感覚があるはずです。
 五感だけでは収まるのなら、不可思議なことは起こりません。

 まだ、認識されていない感覚があるから。
 起こってしまう掟破りの怪奇現象、人生の怪談です。

 たから島なんてないと信じていたかもしれませんが。
 実は、探す形が違っただけで。
 まだまだ得体の知れない、たから私真に自真。
 そういう新しい、しまが、果てしなく広がる未知にはありますよ。


 それでは、また次の機会にお会いしましょう。









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