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自分にどんな言葉をかけるかという話

この記事をみつけてくださり、お読みくださり、ありがとうございます☺️🍀✨

内観を習い始めた頃、
「いつも自分にどんな言葉をかけていますか?」
という問いを聞きました。最初にその問いを聞いたばかりの頃、私は自覚も無いほどに自己否定や自分責めがひどく、常に頭の中は自分を責める言葉が飛び交っていました。でもそれを自覚できるようになったのは内観を学んでしばらく経ってからだったのですが。
そんな状態なので、「普段自分にどんな言葉を言っているか」なんて、その言葉の意味や大切さが全くと言っていいほどわかりませんでした。

その頃は、自分で自分に何を言うかより、
『周囲や他人からどんな言葉をかけてもらえるか』
の方が大事じゃないの?周りから認めてもらえなきゃ頑張る意味ないじゃん!…と思っていました。だからいつも「どんなに頑張っても認めてもらえない」と、満たされない思いでいっぱいでした。

そして内観を学び、とことん自分と向き合い続けるうちに、やっと、自分が普段、呼吸をするかのように、当たり前に、自分に厳しい自己否定の言葉をかけ続けていたと言うことに気付きます。

そのことをやっと自覚できるようになったころ、内観を学ぶ中で出会った方に
「まず自分が自分を認めていないと、周りからどんなに褒められても受け入れられないんだよ」と言われました。
私はハッとしました。確かにそうだったんです…。

例えばの話しですが、
「てってちゃん可愛い💕」って誰かが言ってくれたとします。
でももし自分が自分を「可愛い💕」なんて思えていなかったら…

「またまたぁ、どうせ口だけなんでしょ(どうせ本当に思ってるわけじゃないんでしょ)」とか
「私を褒めて、その見返りになんかもらおうと思ってんのかな」とか
「私を調子に乗らせてなんかたくらんでる!?」とか
「もしかして遠回しにディスってんのかな」とかとか😅
まぁ瞬時にそんな思考が波のようにやってくるわけです。

そして結局、せっかく「可愛い」と言ってくださったその言葉は消え去ります…

『「謙遜」「謙虚」が良い』と言う習慣を、物心ついたころから身につけた結果なのだとも思いますが、それが度を越してしまうとこのようなことに。。

そして、もっと大切なことに気付きます。

ある日、私の手帳のデコを見た方が「てってちゃんの才能、本当にすごいと思う✨」と言ってくれました。でも私は、やっぱりそれを素直に受け取ることができず、優しいから言ってくれてるだけだなと思い、そう伝えました。

するとその方が、
「それは、てってちゃんのことをすごい✨と言っている私のことを信じてくれてないってことなんだよ!?」と言ってくれました。私は、何かで頭をガーーーンと打たれたような感覚になりました。
そうか…そう言うことか。。

「そんなそんな、そんなことないよ。優しいから言ってくれるんだね、ありがとう」と、
自分としては最大限に気を遣ったつもりで返したこの言葉。
自分では表面的には必死で「謙虚」に、「謙遜」して言ったつもりだったその言葉。。

でも本当は…『自分が自分を』認められてないから、誰かがどんなに褒めてくれても「信じられるわけがありません。」と言うこと。。
それは『謙遜』でも『謙虚』でもなかったわけです。。結局は気付かずうちに自己否定して、尚且つ誰のことも信じられていない…と言うことだったのです。

そうとは気付かず、『誰も私を認めてくれない!どうしてこんなに頑張ってるのに認めてくれないの!?全然報われない!!!』なんて、自己否定では留まらず、周囲にまで攻撃的な目で見るようになっていました…

これが、『優しい世界』って言えるだろうか…
幸せって言えるだろうか…
私がなりたい私だろうか…

じゃあなぜ、せっかく褒めてくれた言葉を受け入れられないのか。
なぜ、『謙遜』や『謙虚』が良いと思い採用していたのか。
この内観の続きを次でお話しさせてください😌🍀

長文になってしまいました。
最後までお読みくださり、本当にありがとうございました☺️✨

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