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お~い、次から次へと「セブ」問題あり・あり。騙されているのかな?

 少し前から友人の妹からメッセージ。毎回、何気ない会話で話は終わる。また先日メッセージでやり取り。この子もまだ若いのだが夫と子供が一人いる。

 なぜ最近メッセージが来るのか?姉妹や家族に食費をサポートした事を遠回しに「ありがとう」だと思っていた。

 私の大きな勘違い

 友人に、貴方の妹から連絡が来るという話をする。貴方の子供と妹の子供はそっくりだよね、と何気ない会話。貴方の妹も子供も食事をしに、実家に来るのでしょ、食費を節約してね。友人は本当に私の妹から連絡ですか?内容は何ですか、何か言いましたか?と執拗に聞いてくる。普通の話だよ、投稿されている写真を送る友人に送る。

(妹から二か月前の話の内容ではサポートを受けている感じで「ありがとう」だった)

 友人は妹だと確認しました。続いて友人は重い口を開いて、私はビックリし、少し息を飲んだ。

 友人は「妹はそばに住んでいない、車で4時間かかる距離にいる」あなたが私にサポートした食費で彼女と子供は食べることが出来ていない。

 「妹の夫はDVしている」

 「この前、妹と話をしたときは蛇を捕まえて食べてた」

 「早く助けに、迎えに行きたい」

 「役所に行って、各種書類はもう申請している」(DVの証明だろう。かなり前からDVだったのだろうね)

 他にも酷い事が書かれていた・・・

 友人の妹から何気ない私へメッセージ、裏にはSOSが隠れていたに違いない。

 実家のそばに住んでいて、夫と子供と仲良く過ごしている。彼女の実家で、貧しいながらワイワイ過ごしていると勝手に思い込んでいた。

 やりきれない感情が湧いてきた。自分の勝手な思い込みでSOSに気が付かなかった。

 時系列で考えると、今年に入って友人から非常につじつまが合わない理由でサポートを要請された事が一回だけあった。コロナ禍だからだと思っていたが妹と甥の為だったのだね。(この時期に妹から私に連絡が入る、サポートを迂回したことは姉との秘密だったのだろう。二カ月前の妹は私に対して素直に「ありがとう」だった)

 その後、たまにメッセージが来たが、私に嘘をついでまで妹をサポートした姉を差し置いて(姉の嘘がばれる)「DV被害を言い出せなかったのか?」もしくは「もっとDV夫にサポートしてほしい」と「保身のための懇願をしたかったのか?」

 一カ月半ぐらい前だったかな、再度メッセージをくれたのは。それ以前から大変な思いをしていたのに、辛かっただろう。

 友人に、DVはエスカレートするから直ぐに実家に戻るように伝えるが、妹の住んでいる場所は田舎でバスが通っていない。もちろん私たちも努力はしているがDVやコロナ禍でジプニーやトライシクルを乗り継ぐお金も持っていない。

 私たちが迎えに行くにも、乗り継いでは時間がかかり、コロナ禍(ロックダウン)で上手く動けないし費用もかさむ。車をレンタルしないといけない。そんなお金はどこにもない。(ローカルフィリピンの現実が見える)

 踏んだり蹴ったりだ。仕方ない、そこはフィリピンなのだから。日本でもDVから逃げるのは大変なのだ、村社会のフィリピンは日本以上に難しいかもしれない。しかもコロナ禍だ。

 そんな話を聞いた以上、友人の「妹と子供」を助けなければならない。たとえ嘘だとしても、あとで笑い話に「出来る事」と「出来ない事」がある。

 急いで信頼できる日本人の友人に連絡をして、内容を伝える。車のレンタル料などを聞き送金の支援をして頂いた。(本当に、ご迷惑ばかりですみません)「この方は、NGO(日本のNPO)の代表で貧困問題に精通している方です

 この様な時は時間が勝負だ。すぐに連絡し、迎えに行く準備をするように指示を出す。明日には送金する。貴方は妹と子供をすぐに実家に連れ帰る行動をとりなさい。

 気がかりなことが一つ、同時進行で妹にメッセージを送っているのだが返信が来ない。何もない事を願う。{返信来ました、とてもありがとう}

 一通り、対処した後。友人に今年は最後の支援になる事を伝え、送金した残りのお金はしっかり「管理」「節約」して食費に充てるように伝えた。(この意味が伝わるか?伝わらないか?数か月後に自ずと答えが出るだろう)

 まったくフィリピン、問題ばかりだ。しかし、DV夫め次回セブに行ったら慰謝料と損害賠償でも請求したろうか!!(猛暑の中、問題ばかり起こしやがって本当に暑い)

 もし、私の考えが正しくて、一回でもDV夫に私のサポートが回収されていたら許さないからな。タンバイにやる金はない、まして女・子供にDVなど(考えただけで麻痺した左腕の痺れと痛みが消える感じがする)

 一方、家庭内DVから読み取れるように、フィリピン貧困層の経済的困窮により治安の悪化は始まっている。(日本も大なり小なり、これから始まるだろ)これが家庭内ではなく外に向き始めるのは時間の問題だ。

 フィリピンにいる日本人たちは本当に気を付けてほしい。

 コロナ禍がすぎて、セブにいけるようになったら

 いつの日か、友人の大家族の中におじゃまして、今回の件も笑い話に、お酒とお食事を楽しみたいですね。(多分、支払いは全額、私になるのだけど・・)(友人の実家はセブ北部の、セブシティーから車で4時間以上かかる、ど田舎。私が泊まれるホテルはあるだろうか、それが心配だ。一軒だけ超一流のホテルがあるのだが、高価すぎて泊る気がしない)

 セブシティだってホテルに虫や爬虫類なのに、郡部やど田舎なんて想像しただけで身震いする、私は虫も爬虫類も大嫌い。私はなんでチャリティーなんてしているのだろうか?と考えさせられる時が良くある。

 でも、いつの日か純血セブアノ達と私の子供達が世界のどこかで出会い、友人になる事もあるかもしれない。

 ははは、世界は楽しいね。

頂いたサポートはセブのチャリティーでお米の購入や貧困層の子供達に炊き出しとかに使わせて頂きます。お願いいたします。