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ワンちゃんの「朝」

 家のワンちゃん。毎朝4時過ぎに私の寝室に向かって廊下を挟んで吠える。私を起こすために吠える。廊下で声が反響してビックリする。

 私の朝は早い、大体4時頃に起きる。季節の変わり目、それも冬季に向かって行く時には朝まだ暗いし寒くなって布団から出るのが億劫。起きてくる時間が遅いと吠えて呼ばれる。

 ワンちゃんはそんな事は関係ない。私を起こさないと食事が始まらないからね。とても食事に執着している。

 この犬種はとても良く食べるから食事量を気にしないといけない。DNAの関係か、とても貧しい時代に木の根を掘り起こしてまで食べて、絶滅を逃れ生き延びてきた歴史があるらしい。

 良いドックフードを小さい時から与えていたが、良いドックフードというのは栄養バランスが良く吸収率も高い。この子には最初から老犬用のローファットを使用しているが同じ犬種よりも一回り大きく育った。

 飢餓に備え栄養吸収率が発達しているのだろうか?

 この犬種はとても頭が良い。お腹が空いたからと言って勝手に悪戯しないで私たちを呼ぶ。買い物に行って帰ってくると、おやつの場所の前にお座りして待つ。「耳に薬を入れた後」も、自分からおやつの場所に行って待つ。「ブラッシング」しても、近くにきて「ナデナデ」した後もおやつの場所に行く。

 お水が無いと私の足に鼻を当ててきて水の方へ歩いて行く。水の近くで伏せをして水を入れてくれるのを待っている。

 一つだけ大変。この犬種は家族以外を受け入れない。犬を連れている人だけは、かろうじて撫でさせる。

 鳴き声がとても太くて通る。牧羊犬でウォッチドック、羊の群れの中や遠くから見守る。怪しいものが来たら吠えて教える、または群れの中にいて近づいてきた怪しい者に対して「いきなりガブ」っと行く。

 街中でも人か近づいてきてもじっとしている。人は受け入れられていると勘違いして近寄るのはとても危険だ。ワンちゃんのパーソナルスペースに入れば攻撃対象になる。

 これはワンちゃんが悪いわけではなく、人が悪い。色々な犬種がいるからぜひ、飼い主に触れるかどうか確認をして頂きたいです。もし飼い主が断っても嫌な気持ちにならないでほしいです。危険を回避しているだけなんです。

 生まれてから12年が過ぎた、寿命も近づいてきている事を感じる。日中、寝ている時間の多さと、眠りがとても深くなってきている。老化現象ですね。

 まだまだ、元気にいてほしい。

 

 


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