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髪の色を明るくして「気分」を変える

 左腕が麻痺した時から、気分を変えるために金髪にした。鏡に映る痛みや痺れを我慢して「暗くゆがんだ顔」を出来るだけ明るく見せるために。

 先日、不安感などを感じ始めた事を投稿したとき、ふっと鏡を見た。金髪にしているつもりだった自分の髪は少し茶色い程度で無精髭。顔が暗く映る。髪の色まで気が回っていない自分が其処にいた。

 早速、気分転換の為に髪の色を抜いた。

 これだけで顔が明るく見える。表面的に明るくなるだけで気分の落ち込みも和らぐような「気がする」から不思議だ。

 歯並びは悪くはなかったが、セラミックにして白い歯にしたのも自分の顔を明るくしたいと思っていたのかもしれない。(外国によく行った時に皆の白い歯の笑顔が印象的で、白い歯がステイタスだという事も背中を押した)

 日本は髪を金や茶色に染める男(まして中年)などに良いイメージは皆無なのは知っている。しかし、他人を気にして普通に見られても痺れや痛みが軽減されることもなく、「気持ちの改善」にもならない。

 海外に行くと日本とは全く逆で男性の髪型なんて気にしない。髪型や色など他人が好きでやっている事に関心はない。

 面白い事に、セブに中年の私が金髪で頻繁に遊びに行った、半年も過ぎた頃だろうか?盛り場で私より年上のセブ在住日本人に金髪が増えたと感じた事もあった。金髪にした中年男性たちの笑顔がいつもより明るく感じたのは私だけではないだろう。

 日本の変な閉塞感(右向け右)は障害や持病や持つ者にとってはストレス以外の何物でもない。

 髪の色を変えても、根本が変わるわけではない。枠にはまってストレス溜めて病気になるなら枠からはみ出ても良いじゃない・・・ね。

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