セブ・・babyラッシュが始まるか？

　フィリピン、ロックダウンが緩和されてきた。しかし貧困層の仕事量は元に戻っていない。こんな状態でbabyラッシュが始まったらギリギリで生活をしている貧困層はさらに貧しくなるだろう。

　ロックダウンにより不安が募ったり、やることが無い、食料が心配など。危機が近くにある時、人間の本能でbabyラッシュは起きる。

　フィリピンは中絶を認めていない。神からの授かりものとして、とても喜ぶ。人口が増えるのは良いのだが、同時に貧困層も増えるのが問題だ。フィリピンは本当に特別な事由がない限り離婚も出来ない。

　シングルマザーが多い原因は若くして妊娠、男性も若いので養うことは出来ないので結婚しないで逃げる。そんな男と結婚してもヒモになるだけだから女性もシングルマザーの道を選ぶ。女性の家族はとても怒るが最初だけだ。考えても仕方がないので直ぐに子供を受け入れる。

　シングルマザーの多くは子供の為、または家族の為に身を粉にして働く。逆に貧困層のヒモ男性は働かない。またどこかの女性を妊娠させてはヒモ生活。

　フィリピンはここ4～5年バブルピーク状態だった。地方の貧困層の男性もマンション建築ラッシュにより日雇い出稼ぎ仕事もあり、旅行者が多く観光業、観光地も外国人を対象にした接客業も大変な賑わいを見せていた。経済が回っていたので大型ショッピングモール建築も進んでいた。

貧困層の男性も女性も、仕事を探せば稼げる状態だったのだ。

　しかしロックダウンに伴い経済活動ストップ。貧困層は無職となってしまった。これから貧困はさらに加速することになるだろう。たとえ経済活動が再開しても貧困層が働ける場所は無くなる。中間層も貧困層に落ちていく事が予想できる。マンション開発は中断し、ショッピングモールは空き店舗が増えるだろうし、観光業は長く低迷することになる。

　これから仕事の無い状態が続いたら女性たちは家族を養うために、身を売り始める事だろう。これにより数多く、最悪な望まない妊娠をしてしまう。残念な裏のbabyラッシュ要因。