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右下半身だけで季節の移ろいを感じている話

ちょっと前から、今年の夏ものすごい腰痛になった話とその後を書いている。で、ほんと最近の話。

10月に入ったならば季節はすっかり秋めいて。
カラリと爽やかな午後、
からの、
ちょっとブルっとくる秋の夜風。
しこたま酔っ払った頭にキーンと来るあの感じ。

ああぁぁ、これサイコー!
一年で一番好きな季節。

・・・なだったはずなんですけどね。

今年の10月ってなんなんでしょう。
この一週間でも東京の気温は乱高下、
右はカンカン照りから、左はじゃぁじゃぁ降りまで、
振れ幅大きすぎやしませんか?

あぁ、そして今わたしは、
この季節の移ろいを下半身だけで受け止めてます・・・
正確に言うと「右下半身」限定。
振れ幅、ジェットコースター級。
右下半身だけ絶叫マシンに乗せられてる。マジ、ちぎれそう。

2ヶ月半続いた坐骨神経痛のチリチリステージはほぼクリア。
つぎこそお待ちかねのボーナスステージでしょ!
で、秋の訪れとともにやってきたのは、「ドーーーーーーーーーン」なお方、でした。
いや、ちょっと沈みこむ感じの「ドゥーーーーーーン」

夕方気温が下がり始めるとドゥーーーーーーン
にわか雨シトシトでドゥーーーーーーン
マンションの高層階に上がってドゥーーーーーーン
明け方ドゥーーーーーーン・・・

傾向としては、多分、気温と気圧が低下するときに、このドゥーーーーーーンがやってくると思われ。

いや、でも、ですよ。
昨今この振れ幅ですからね。
一日の中でもドンドコ襲ってくるわけです。

ドゥーーーーーーン・・・・・
おおおお、いてててててて・・・・・。
いてーし!、てか、すげーいてーし!

痛さの種類としては、
打面の表面積が広いハンマーでガーンと殴られ、
そのまま尻と足首を掴まれて倒される感じ。
リーチ・マイケルのタックルで倒される感じ。

歩いていても止まる、よろける。リーチのタックルですから。

痛みレベルは、
多分、チリチリ>ドゥーーーーーーン
で、チリチリの圧勝。だからきっと前よりマシ。

でも、やっかいなのは、
24時間チリチリなら四六時中気をつけていられるけど、
意表を突くドゥーーーーーーンは気持ちの準備ができないということ。
リーチの高速タックルですから。

萎えるね、この季節。
朝晩の気温差、湿度差、すごいもん。

で、実はすっごい場所があるんですよ、恐怖のドゥーーーーーーン集積所
それはスーパーマーケット。

カゴを取っていざお買い物。
入口の扉が開いて、蒸し暑い外から涼しい店内へ・・・はい、ドゥーーーーーーン。
葉物野菜コーナーの冷気でドゥーーーーーーン・・・
一旦、乾物の通路に避難して、
いざ!豆腐・納豆をカゴに入れようとしてドゥーーーーーーン・・・
仕方ないので缶詰の通路に避難して、
再度いざ!鮮魚コーナーは刺身を高速でかごに放り込んでなんとかクリアして、
精肉コーナーは安くなってないことを理由に華麗にスルー、
その先にあるのは最強の冷凍コーナー!
無事通過させてください!・・・・とジリジリと近づくと、目の前のお客さんがパカッと冷凍庫を開けて冷凍餃子を取り出した!
その瞬間、演歌ステージのドライアイスですかくらいの冷気が目に見えるレベルでジャーーーーっと外に流れ出して、ドゥーーーーーーン・・・・。

お、お買い物終了・・・・。ここは戦場ですか・・・スーパーマーケット。

まぁ、要は気温と気圧が安定しないところに行くと、鈍痛的な痛みが出るんですっていう話なんですけど。

よく、
「寒くなると古傷が痛むのお」
「膝が痛むからそろそろ雨くるよ」、
とか言って、
「あら、雨だわ。やっぱりばあちゃんの膝は天気予報より正確ね」。
なんていうほのぼの家庭の正しい会話事例みたいなのありますけど、
多分、私のドゥーーーーーーンもこれと同じ種類なんだと思う。

でも、本人はめっちゃ痛いですからね。
神経痛もみじマーク大先輩のばあちゃんなら、うまいかわし方やら、付かず離れずな付き合い方を知ってるんだろうけど、
まだまだ初心者若葉マークの私は、しばらく不意打ちタックルを受け続けるんだと思う。右下半身に。

あ、いまのところ最強なのは、うちの裏にある「まいばすけっ○」っていう小さいスーパーだと思う。
なにしろ、レジに並ぶための通路が全部巨大冷凍庫!ラスボス。
お買い物最終コーナーで必ずリーチに討ち取られてます。

順調に回復してます、はい。

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