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メディカルフィットネス開設に向けて

こんにちは、自己紹介をアップして記事を少しずつでも作成しようと思い続けていましたが、その間に身の回りに色々なことがあり、気づいたら1年経過していました…

 現在の職場に入職してから健康運動指導士の資格も取得しましたが、現在は理学療法士として整形外科クリニックで痛みの軽減や可動域の改善など、患者さんの日常生活を送るうえで支障をきたしているものを少しでも解決しようと奮闘しています。
ただ、外来でのリハビリテーションは週に1回程度であり、そうなると自分が患者さんと関わることができるのは1週間168時間のうち、わずか40分で、残りの167時間余りにも何かアプローチできないかと考えた時に、家でも定期的にエクササイズを行ってもらったり、フィットネスクラブに通って運動を行ってもらいたいという思いも持ち合わせています。
そういったところにもっと関わっていきたいという思いと、たまたま縁があってメディカルフィットネスの立ち上げに関わらせていただくことになりました。


メディカルフィットネスについて

 医療機関が開設・運営する42条施設は約250施設と推定されており、一般のスポーツクラブなどを含む334施設が「運動型健康増進施設」に認定されています。

「指定運動療法施設」については221施設が認定されています(2021年11月25日現在)。
そもそも、メディカルフィットネスとはどのような施設でしょうか?

メディカルフィットネスの定義

メディカルフィットネスは、日本メディカルフィットネス研究会によると以下のように定義されています。

  • 狭義では、医療機関が運営するフィットネス

  • 広義では、医療的要素を取り入れたフィットネス

医療機関または医療機関が運営する施設だけでなく、一般のフィットネスクラブや公共の体育館でも、医療的要素を取り入れればメディカルフィットネスと呼べるものであるということになります。
メディカルフィットネスで提供するサービスの範囲は、「リハビリ」「介護ケア・介護予防」「生活習慣病改善」「メタボ・ロコモ予防」「一般、健康維持・増進」「アスリート強化、パフォーマンス向上」と非常に幅広い分野に及びます。

また、それらのサービスを提供する施設としては「リハビリテーション施設」「介護・介護予防施設」「疾病予防運動施設(医療法42条施設)」「指定運動療法施設」「運動型健康増進施設」に加え、様々な規模の医学的要素を取り入れたフィットネスクラブやパーソナルジムなどが挙げられます。
今回立ち上げる施設は42条施設(疾病予防施設)であり、医療法人が運営する附帯業務として「疾病予防のために有酸素運動を行わせる施設」になります。

新施設が目指すもの

  1. 通常のマシントレーニングや有酸素運動に加えて、プールを設置して水中運動療法を取り入れる

  2. 生活習慣病を有する方(以下メディカル会員)に対してのアプローチを行う。

  3. 新病院も併設し、病院と連携した取り組みも行っていく

というところで、今のところ非常にざっくりとしています。
ここからどのような施設を目指すのか、どのような施設を立ち上げていくのかを随時アップします。
興味がありましたらぜひ今後ともよろしくお願いいたします!



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