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「VR映画」にハマったきっかけ

私がVR映画に興味を持ちはじめたのは確か2015年の終わりか2016年の初め頃でした。当時は国際短編映画祭のショートショート フィルムフェスティバル & アジアの運営会社で働いており、2016年がVR元年と呼ばれてプレステVRなどへの期待が高まる中で、何かVR領域でのビジネスを広げてみたいと思い色々とリサーチを始めました。

最初に足を運んだVRの映像イベントは、当時スターライズタワーで行われていた「TOKYO STOP OF THE 2016 KALEIDOSCOPE WORLD TOUR」です。

このイベントは映画祭というよりも展示会に近かったのですが、HTC VIVE、Oculus Rift、Gear VRなど当時主流のVRデバイスが揃っており、また初めて本格的なVR映画を集中的に見ることができて、「ゆくゆくはVR映画が主要なジャンルの一つになっていくだろうな」ということを肌で感じました。

特に印象に残ったのが『LA PÉRI: A PRELUDE』という、HTC VIVEで視聴できる作品です。それまでにも360動画は見たことがあったのですが、初めて6DoF(360°動画のように映像を見回せるだけではなく、映像の中を前後左右に移動することのできる)対応のVR作品を目にして、映像の中に生きた人間を感じるような体験に衝撃を受けました。

そしてちょうどその頃に、今も一緒にお仕事をさせて頂いているVR映画プロデューサーの方との出会いがありました。

その方にVR映画の魅力や、映画祭の場でVR映画を見られる機会を提供することの意義を熱く語って頂き、これはもうショートショート フィルムフェスティバル & アジアにVRの部門を作るしか無い!と考えて、実現に向けて内で動き始めました。

2016年は映画祭本番まで準備の時間がなく、VR映画の本格的な上映は難しかったのですが、VR業界の様々な識者の方を訪ねて何をやったら良いかをご相談し、映画祭の運営メンバーで下記のようなトークイベントを企画しました。

このトークイベントの開催も経て、もっと本格的にVR映画に関わってみたい!と、さらにVR映画の魅力に惹きつけられていきました。

以上、取り留めのないお話になってしまいましたが、私が最初にVR映画の魅力に惹きつけられていったきっかけを書かせて頂きました!


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