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Everest VR: Journey to the Top of the World | Oculus TV

今日のnoteでは、エベレスト登頂を体験できるVRドキュメンタリー”Everest VR: Journey to the Top of the World | Oculus TV”をご紹介します!

このVRドキュメンタリーはOculus TV(Oculus QuestやGoで視聴可能)でも見られますし、Oculus Rift / Rift Sでも全て無料で視聴可能です。一話10分前後で3部作のストーリーになっています。

個人的にはかなり衝撃的な体験で、VRで見知らぬ場所を旅することの可能性に、改めて気付かされるような経験ができました。

作品概要

この作品ではエベレスト登頂の遠征隊に参加したような感覚で、他に類を見ないリアルな体験を、一人称視点で味わうことができます。

この作品には5つの象徴的なシーンがあります。1つ目はエベレストのベースキャンプで遠征の準備をするシーン、2つ目はあの恐ろしい「クーンブ氷河(Khumbu Icefalls)」の斜面を横断するシーン、3つ目は夜な夜なめまいがするような「ローツェフェイス(Lhotse Face)」を登ってキャンプ4にたどり着くシーン、4つ目は危険な「ヒラリーステップ(Hillary Step)」を登るシーン、そしてついにエベレストの頂上に登頂するシーンです。

"EVEREST VR"はVRを最初に紹介する上で、とてもパワフルな体験です。従来のゲームとは異なり、これまで到達が不可能だった世界にあなたを連れて行ってくれるという、VRならではの強みに焦点を当てています。

感想

この作品を見た1番の感想は、まず何よりも普通に生きていたらまず体験できない、「エベレスト登頂までの道のりを一人称視点で体験できる」という圧倒的な映像のパワーを感じたことです。

私自身、学生時代にネパールに旅行してエベレストのベースキャンプ(標高5,364M)まで登ったことがあるのですが、ベースキャンプまでは時間とそこそこの体力さえあれば、登山経験の少ない普通の観光客でも到達できるものの、そこから先は登山のプロでないと決して足を踏み入れることのできない全く別次元の世界でした。

当時エベレストのベースキャンプからエベレストの山頂は思った以上にはっきりと見えて、せっかくこんなに目の前まで行ったのにおそらく一生登ることはないのだろうな...と思っていたのですが、今回VRで登頂までの道のりを体感することができて、すごく感動してしまいました。

エベレスト山頂からの景色はもちろん良かったのですが、個人的には登頂までの道のりの様子を、以前冒険家の植村直己さんの本で読んだことがあったので、その時にイメージした風景と照らし合わせながら、エベレストを登るというのはこういう感覚なんだというのを味わうことができたのが良かったです。

またエベレストのベースキャンプまでの道中の風景も写っており、10年近く前の経験なのですが、こんな感じだったなと懐かしくも感じながら楽しめました。

この作品を通して、普通は行けないような場所でもVRを使えばその場にいるような感覚で体験することができるということと、一度訪れた場所にVRを通して再訪できる楽しさという、VRが持つ二つの可能性を改めて感じることができました。

今後360°カメラを色々な旅先に持っていけば、まだその場所に行ったことのない家族や友達に見せるためにも、個人的な思い出の記録としても、非常に価値のあるものになると思うので、自分も小型の360°カメラを買って日常的に持ち歩いていきたいなと思いました。

以上、今日は"Everest VR: Journey to the Top of the World"のご紹介をさせて頂きました!

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