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#156 人物イラストが描けるようになりたい!No.13

人物イラストが描けるようになるためにまず描き慣れようという試みの第13回目、7月編です。

前回↓


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7月7日

ファンタジックなイラストが描きたくて描いた一枚です。

描き始めはいい感じになりそうな予感がしていたのですが線画の時点でなんだか硬いと思い始め、気分が乗り切らずに終わってしまいました。
線の太さに抑揚が無い、線が硬いくて尚且つ真っ黒なためうるさく感じる、印象が古臭い、と色々改善点の収穫はありました。

きっちり描こうとしてそれが裏目に出てしまった気がします。
絵柄は流行に合わせたいと思っているわけではありませんが、出来上がったものが自分にとってしっくりくるものでは無かったのでその調整はしていこうと思います。
あと、単純にインプット不足もあると思います。

流行というよりは今の時代に合っている描き方にしたいと思っています。
ふと今まで描いたものを振り返ってみたのですがオリジナルイラストになると特に古臭さを感じてしまいました。
垢抜け具合に反応している気もします。
まだ突き抜けてない。

モデルを見ながら描いたデフォルメテイストの絵はまだバランスがいい気がします。
眉毛は線で描くよりやや太めの方が好きなのですが、自分が好む絵を見てみると細めが多く、そういった細かいポイントも印象につながっていると感じました。
と言いつつ眉毛は太めに描いていきたいと思っていますが。

印象は新しめにしたいと思いつつ、色々考えると手が動かなくなりそうなので、この意識を頭の片隅に置きつつ描いていこうと思います。

7月23日

何となくイメージカラーを決めて描きたくなった一枚です。
線はラフですが明暗はいい感じに描けた気がします。
どんな感じに塗り進めたっけ、と思い描き始めの状態を見てみました。

7月23日

線画と塗りつぶしだけなのでスッキリした印象です。
当たり前の話ではありますが、塗り方で印象がガラッと変わると感じました。

自分の塗りの特徴として、あっさり塗ったつもりでもくどい印象になりがちなことに気付きました。
立体感を意識しすぎずにあっさりとした塗りで仕上げた方が、自分が理想とするイメージに近付きそう。

7月24日

一つ前の絵よりさらにくどいというか、何だか不気味な雰囲気。
目のデフォルメに対して鼻をリアル寄りに描いていて、バランスがしっかり取れてない気がします。
この絵も初期段階が気になって見てみました。

7月24日

この時点で鼻の描き方がリアル寄りに寄り気味ですが全体としてはまだスッキリしていて完成版より初期版の方が今見てみるといい感じがしました。

首から下は肌の質感を追う気が起きなかったのか服を着せ下手で終了の簡単フィニッシュになっています。
あと首が太めでした。

ややリアル寄りのデフォルメを描きたいと思っているのですが、所々リアルに寄せすぎる癖があるようです。
デフォルメとして描く場合顔の凹凸はあまり追わない方がバランスが良くなりそうだと思いました。
あごとか塗りであっさり描いたほうが良さそう。
デフォルメ具合に合った描き込みと影の入れ方、首の太さを意識しようと思います。

7月25日

この絵はかなりリアル寄りのデフォルメを狙ったのですが、髭があると難易度が上がる気がします。
バランスを取りきれていないことを痛感しました。

やっぱり鼻が目の描き方と比べるとリアルに寄っている気がします。
デフォルメした時の鼻の形が課題かも。

7月26日

かなりリアル寄りに描いた一枚です。
線も細め、影もグラデーション細やか、いい感じに描けたと思います。
まだ線が強めのところもあるかもしれませんが、鼻辺りの立体感は気に入っています。

本当にうまい絵はモチーフが浮かび上がってくるような見え方になるので、僕もそういう感覚になるような完成度を目指したいです。

途中まで鼻より左側が大きく描いてしまっていて形がうまくとれていませんでした。
奥側にあるものを大きく描くという癖があるようなので初期の段階でしっかり意識していこうと思います。
終盤で形の狂いに気づくとショックが大きいので早めの段階でチェックせねば。

7月27日

一つ前の絵と同じ描き方で描いたのですが、線が所々強すぎてうるさく感じたので一部薄くしてみました。
でもまだ強い部分があるように感じます。

線で凹凸を表現しようとすると元にしたモデルより老けた印象になりがちでそのバランスを取るのがまだ難しいです。
次にリアルテイストで描くときは肌の柔らかさをより意識して線が強くならないよう調整しようと思います。

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7月に描いた絵はこうやって振り返ってみるとうまくいかなかったものが多く反省点が多すぎてテンションが下がりそうです。
でもその分改善点をたくさん見つけることが出来た、と前向きに捉えてしっかりと次に繋げたいと思います。

反省文みたいになってしまうと読む人も楽しくなくなってしまうと思うので、なるべく楽しい文章を書いていきたいと思っています。

次回↓



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