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虫のフォルムって魅力的(100回投稿 3/100)

こんにちは、イラストレーターのテツロウです。

虫のフォルムに興味があってたまに虫を描きます。
細部を再現しつつかわいく描けるよう色々試しています。

虫に興味はありますが、実際に触れるのはカブトムシのオスくらいです。
虫を持とうとするとどうしても虫が嫌がり持ちにくく、かといって手のひらに乗せたりすると、カブトムシみたいな大きめの昆虫は爪が鋭くてそれが痛いし離そうと思っても離れないようにしがみついて離れず、強い力で離そうとして足が取れちゃったらかわいそう、と思い触れません。
カブトムシのオスも、背中の角を持たれるのは苦しいと聞いたことがあり、そうなると見る専になってしまいます。
多分虫はそんなにやわじゃないと思うので、優しく触れば大丈夫だとは思うのですが…。


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『カブトムシ』

国産のカブトムシです。
上から見た、標本見たいな構図だと全体のフォルムの魅力が伝わると思うのですが、それだとかわいさが失われるかと思い、かと言って真横だといきいきとした感じがないかなと思い斜め前くらいの角度にしました。
脚の関節を忠実に描くとかわいく仕上げることがまだ難しく亀みたいな脚に仕上げています。
口とか触覚もいい具合にデフォルメしてより本物に近く、でもかわいい感じに描きたいです。


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『カブトムシのサナギのナイトランプ』

夜に優しく光る

サナギの状態はまた独特で面白いと思っています。
サナギになるとその場にじっと留まり体が出来上がるのを待ちます。
じっとしている状態が寝てる状態に似てると思ったのと、全身黄色っぽくなってそれがライトっぽいデザインに落とし込めるかなと思ったので描いてみました。
商品として売り出したいな〜と思っています。


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『ヘラクレス』

この絵に関しては(も)足のつき方が本物に忠実ではありません。
でもデザイン的にこのつき方が面白いと思ったのでこうしちゃいました。
絵を描く時に正確さを追い求めすぎると楽しくなくなってしまうので細かいことはスルーする様にしてます。


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『デッドバグ』

カブトムシくんが筋トレをしている

筋トレの中にデッドバグというものがあります。
インナーマッスルを鍛えるトレーニングで、仰向けになって手足をあげる様子が死んだ虫に似ていることが名前の由来のようです。
語源からインスピレーションを受け(?)そのトレーニングをカブトムシくんが行っている様子を描きました。
顔のところがあいている、着ぐるみみたいな見た目のキャラが何だか好きでそれのカブトムシバージョンです。


資料を見て描く

虫を描くときだけに限らないのですが『ピンタレスト』というアプリを使って参考画像を集めたりします。
最近CMでも流れているアプリです。(2021年6月5日時点)
画像を保存できて、関連画像がすぐに見つかる資料探しにぴったりのアプリです。
フォルダ分けもできて管理もしやすいです。

少し前までは何故か、何かを見て真似して描くのはいけないことという思い込みがあり、想像とか自分の頭の中にあるイメージだけで絵を描いていました。
もっと絵がうまくなりたいと思って色々調べ、多くの人がしっかり資料を見て描こう!と言っているのを聞いて、今までの考えを改め、『ピンタレスト』を活用したり画集を見て絵を描くようにしています。

(ブログを書くにあたりブログのポイントなども調べたのですがその中に、読んだ人の役に立つように知識を入れるべし、というものがありました。
なので若干唐突なのですが『ピンタレスト』の情報も入れてみました。
無名のイラストレーターの絵の解説を果たして読みたいか?という弱気な疑問もあり。
でも資料を見て描くことは本当に大切なのでおすすめです。
この言葉に説得力を持たせらせるよう頑張ります〜)

ここまで読んでいただきありがとうございました。


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