何を伝え残していけるのか。
子どもを持つ親になってみて
初めて感じることや考えることってあるんですね。
特に「愛おしさ」という感情は
日に日に自分の中で育っている実感があります。
子ども、スゴい。
そして
こんなことを考えるようにもなってきています。
「 親として何を伝え残していけるんだろう? 」
そう、「伝える」ではなく「伝え残していく」。
もちろんこちらがそれを決めたところで
実際に子どもの中に残っていくかは別だと思います。
投げたボールをキャッチするかどうか
それを決めるのは、いつだって受け手なので。
それでも
「伝え残していきたい」
ということを考えてしまうのは
幼なじみのお母さんの影響もあると思います。
小さい頃から
家族ぐるみで仲良くさせてもらっていて
7年ほど前に他界されたその幼なじみのお母さんは
自身の息子と娘にこんな言葉を残していました。
「 どんな過去があるか
どんな未来があるか関係なし
自分の中に何があるかだ 」
「 死を悲しむより
生きていたときを思い出して笑ってね 」
自分は詩(うた)に対して
何を伝え残すことかできるんだろうか。
まずは自分がもっと夢中で生きていこう。
そこから言葉はきっと生まれてくるだろうから。
最後に、映像をご紹介
北海道の高校卒業式でのPTA挨拶の映像です。
高校生活3年間の最後という
心が一番解放されているだろう大事なタイミングで
ありきたりな挨拶で終わらせることなく
どうしても伝え残したい言葉を心を込めて伝える。
嘘のない
まさに生まれてきた言葉たちです。ぜひぜひ。
( サムネイルはだいぶだいぶ微妙ですが… )
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?