スーパーに寿司コーナーが2箇所あるのはなぜ??
どうも、みずにゃんです。
食品スーパーに行くと、だいたいはお寿司が全く違う2箇所にわけて置いてあります。ごくありふれた光景なのですが意外にもなぜ2箇所に分散しているのか疑問に思っている人はあまり多くないみたいです。
いい機会なのでスーパーのお寿司の話をしたいと思います。
多くのスーパーは鮮魚コーナーと惣菜コーナーの2箇所にお寿司を置いています。つまり、同じ握り寿司でもいっぽうは"鮮魚"でもう一方は"惣菜"の扱いです。
これはなぜなのかを調べてみたのです。
鮮魚コーナーのお寿司
一般的なスーパーであれば、鮮魚コーナーの一角で鮮魚を取り扱う店を構えていることが多いと思います。
フロアも会計も分かれていないのでパッと見わかりにくいのですが、ショーケースはきっちり分けられていて、その鮮魚店の商品のラベルの販売者はスーパーの店名ではなく鮮魚店名義になっているはずです。
たとえば「平和堂」というスーパーには「魚錠」という鮮魚店が入っています。ここの取り扱う商品は「㈱中部魚錠 平和堂〇〇店」のような名義で販売されています。
鮮魚コーナーのお寿司の多くは、その鮮魚店が仕入れて店内ですべて捌いて調理しています。だからネタのクオリティにこだわったものが多く、鮮度も高いので味の良いものが揃っています。それゆえに鮮魚コーナーの寿司は値段が高い設定です。
ただし刺身と同じショーケースで3~4℃くらいで低温管理されるそうですから、シャリが冷たくなりすぎるというデメリットがあります。
惣菜コーナーのお寿司
いっぽうで、惣菜コーナーのお寿司はスーパーが直接販売している商品です。
チェーンにもよりますが、ネタは店舗外の工場であらかじめ捌かれた状態にしておき、店舗ではシャリに乗っけてトレイに入れるだけ、というシステムのようです。工程が簡単で価格は安くできます(ロボット任せの回転寿司に比べたらそれでも高いけど・・・)
そのぶんネタの鮮度は落ちますが、惣菜コーナーのショーケースは10℃前後とそこまでは冷えないため、シャリとネタのバランスが良いという意見もあるみたいです。
食べ比べ
鮮魚コーナーの寿司と惣菜コーナーの寿司を両方買って食べ比べてみました。
パックのサイズはほぼ同じで鮮魚コーナーのパックは10貫、惣菜コーナーのパックは8貫入です。
見切り品半額で恐縮なのですが、半額ベースでも約300円差。惣菜コーナーの寿司一貫の単価がちょうど鮮魚コーナーの一貫の半分くらいですね。
鮮魚コーナーのはパックいっぱいにしっかり並んでいて質が良さそうな感じが見て取れます。
惣菜コーナーのはパッと見スカスカで、空洞があるので中で一部が転がっていて見栄えからは期待が持てません。
ネタのサイズも差別化されていてネタ勝負の鮮魚コーナーの寿司は大ぶり。シャリ量は両者でほぼ差はなく、惣菜コーナーのはわりとネタとシャリのバランスが整ってます。
味は価格差を感じるほどは感じないかなあ、というのが正直な感想。やっぱり鮮魚の寿司はシャリが冷えすぎてて硬いんですよね。惣菜の寿司のほうがシャリは柔らかく好印象。
ネタはさすがに鮮魚のが若干有利だけど、惣菜のも雑な見た目とは反して味付けのバランスは健闘している感じです。
ただし両者とも、回転寿司の味にはかなわないですね・・・(笑)
選択肢があるのは良い
なにはともあれ、気分と予算に応じてチョイスできるってのは嬉しいです。毎回両方チェックするのは大変だけど、両方買って食べ比べしたりも楽しいですよ。
双方がしのぎを削ってカニバリしてしまわないように棲み分けで共存してくれたら嬉しいです!
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