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学校制服の存在意義って??

最近のLGBTQの高まりを受けてか、女子の学校制服にもスラックスを採用する動きが全国で起きていますね。
僕が住む市も、来年から市立中学校全校で一斉にセーラー服・学ランからブレザーに変更した上で、女子制服にスラックスを導入する予定だそうです。

でもね、そこまで公費をかけてまで学校制服に固辞する意味が正直僕にはわかりません

LGBTQを否定するつもりはないし、むしろ受け入れていってほしいのですが、やり方が中途半端です。女子にはスラックスとスカートのチョイスがあるのに、男子にはスカートの選択肢がないのは納得いきません。

一般的にブレザーは学ランやセーラー服よりも高価です。とくに女子はセーラー服の場合これまで1点で良かったものが、ブラウスと上着の2点になるのですからなおさらです。
ただでさえ物価高騰の世の中であるというのに、これまで以上の出費になるのですから、お財布的には庶民からしたらキツイですって。

そもそもの話、学校制服を着る機会は着実に減ってきています。地元の中学校では猛暑になる夏は体操服登校が当たり前になってきたし、通年で体操服登校を認める学校も増えてきているように見えます。
あれだけ僕が現役時代だった頃は制服絶対!と言っていた母校の中学校でさえ、夏は体操服登校になっているのです。

だったら、体操服(ジャージやウィンドブレーカーを含む)登校でいいのでは?と思うのです。
動きやすい。洗濯しやすい。生徒側で寒暖の調整がしやすい。着替えとかでトラブルにならない。そして、制服と比べれば安くて済む。メリットだらけです。

今の体操服は基本的に男女共通デザイン。ということは、LGBTQを意識しなくともLGBTQに最初から適合しているわけです。通年体操服登校をアリにしちゃえばわざわざLGBTQに配慮した制服なんか用意しなくて良いんですよ。

もちろん、式典やイベントのときに制服が必要になるシーンもあると思いますが、そういうときに備えて学校側が制服を保管し、必要なときだけ学校側が無償で制服を貸すシステムを構築しちゃえば、保護者の皆さんは制服を買う手間も、出費もいらなくなるのです。
そういうイベントなども今の御時世で減ってきていますし、式典もオンライン中心の開催となってしまうのならば、ますます制服を着ないといけない機会はなくなっていくはず。

制服全廃論には学生服メーカーの反発もあるのかもしれませんが、カンコーやトンボ等の大手メーカーは体操服も手掛けているのですから、今以上に体操服に注力すればいいだけだと思いますけどね。どうなのでしょう?

僕は、学校制服が管理教育という日本の悪しき風習の最たる例だと思っています。"その学校に所属している"という大義名分を果たすならば、体操服でも充分なはずです。
もう少し、のびのびとした教育環境を構築して欲しいと個人的には思っています。
(だからといって私服登校のように自由奔放にさせすぎるのもどうかとは思うけどね)

制服にこだわるお金があるなら、もっと使うべき使い道あるんとちゃいますか??

(おわり)


今回も最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
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