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カメラを通じて、人と繋がれる喜び。

一眼カメラを持ち始めて、今年で10年になりました。いろいろな機種、メーカーを渡り歩いて、ニコンZ6に落ち着いたと思ってたのに、また次の機材が気になってしまっている僕がいます(笑)

僕は、カメラというマシーンは、ただそのワンシーンを切り取る機会としてだけではなく、人と人とを結ぶ糸のようなものだと思っています。

ポートレート撮影やグループで自撮りをするときはもちろん、カメラをぶら下げているだけで、「そのカメラ凄いですね!」とか「懐かしい!」とか、いろいろと声をかけてもらえます。

大学のキャンパスでソニーのα77でブラブラしていたら、ミノルタ大好きな人といろいろ情報交換ができたり、旅先の電車でおばあちゃんがレトロな富士フイルムのミラーレスを見て懐かしんでくれたり。それも、カメラを持ってて良かったなと思えることです。

撮影を題材としたアニメ「たまゆら」の聖地(広島県竹原市)を訪れたときも、同じく巡礼に来られている方といろいろお話でもできました。

今、いろいろとお付き合いいただいているイトケンさんとも、出会いのきっかけはカメラでした。今はなき丸栄の中古カメラバーゲンでたまたま声をかけられたところからの始まりでした。
僕がソニーからニコンへ鞍替えしたのも彼のD700の購入がきっかけでしたし、現在でもお互いに機材を融通し合ったりしています。彼の現在のサブカメラ・X-E1とX-A1はもともと僕の愛機でしたから。

僕の影響でカメラ趣味を始めた人もいました。今の職場に入って、当時の撮影担当の方が僕にインスパイアされてカメラ趣味を始めることになり、最終的にD750と24-120mmを購入していたのをよく覚えています。

現在、その方はご退職され今の撮影担当が私になりました。実は、僕が撮影機材や自分の撮影の腕に気を使うようになったのは、ここ最近の出来事です。僕はレタッチ等の面では弱く撮影技量は前任のD750の方のほうが上でしたし、後任が務まるか心配でしたが、今では信頼を勝ち取りほぼすべての商品撮影をになっている存在になれています。

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かつてフラッグシップモデルとロクヨンまで買ったらしい同じマンションの方が、僕がカメラをやっていることをきっかけに、ここに来て再起を唱えました。機材が来るのはこれからですが、これから新しい撮影仲間として迎え入れたく思います。

こうやって、10年もの間、いろいろな方と繋がれたことを通じて、カメラをやってよかったな、と思っています。

最後に。

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僕とうらにゃんのカメラ機材の入れ替えを、近々やることに決めました。お遊びでやっている領域から脱して、仕事でもカメラを扱っている身にとって、機材のグレードアップが欠かせなくなってきたからです。自らの腕を上げることはもちろんですが、機材も上げてもいずれ限界を迎えてしまうのは明らかです。
でも、たとえ機材が変わったとしても、僕のカメラに対する思いは、ずっと一緒です。

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