見出し画像

初めての登校拒否

こんにちは


中原よしおです


学校に行きたくない。そんな感情をおしころ


今日も、てくてくと、肩をおとして歩いてい
ます


校舎が近づくにつれ、なんともいえない心の
ざわめきが


どんどん、どんどん、おおきくなって


『うわ~~っと』さけびたくなってしまう事
もありました


中学校へ進学し、毎日、毎日、そのような朝
をむかえ


いったい。何のために学校へかよっているん
だろう?


そのような疑問が、頭の中でいっぱいになり、
ついに行動を起こしてしまいます


学校をさぼってしまったのです


その日はひとり、くさむらでゆっくりと座り、
ただただ空を眺めていました


初夏のおどずれを知らせてくれる入道雲が


小さな存在であるわたしを、おおい隠してく
れているようでした


もうすぐ夏休み。もう、このまま学校に行く
のはやめよう


そう、心に誓いました。理由なんてありませ


行きたくなかった。ただそれだけです


さいわい夏休みまで数日であった事を、かく
れみのにして


ちょっとはやい、夏季の休みに突入しました


中学2年生の頃の出来事です


当然、親は過激に怒っていました。しかし固
い決心とは、そのようなものにも動じない、
何かがありました


初めての登校拒否を経験して、いま思う事は


あの時、自分の感情をおしころさなくて良
かった。。と素直に感じています


もしその時、行動を起こしていなくても、違
う形で爆発していたでしょう。


あの時は学校を休む必要があったのです


私達は資本主義という枠組みの中に生まれて
きました


創造的に生きる事が、非常に困難な時代です


肉体として生きるには、先人が作ったシステ
ムに従っておく。という選択肢は、あるいみ
正解です。しかし


本当の生きるとは、創造的に生きる事かもし
れない?と


心のどこかで、本当の自分がささやいていた
のも、事実です


結局そのまま、学校に行く事はありませんで
した


そのまま、冬休みに突入し、そのまま春休み
に突入しました。そんな


気楽な毎日を送っていた私の生活も、とうと
う終わりを迎えます


3年生に進学し、新しい担任の先生が家に来
る日が訪れます。家庭訪問です


家に訪れた先生を見て、ある事を悟りました


登校拒否、家に引きこもる生活が、終わりで
ある事を...


次回:まるで熊、体育会系の担任

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?