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Z世代に伝えたい、優しい世界の作り方(2章)⑥

グループ同士の繋がりが大切だと思い、近所の村に訪ねていくようになった。近所といっても山を一つ越えるので、1時間以上はかかる場所だ。ご近所付き合いというには遠いけど、
近すぎるとトラブルが起きるのではないかと不安になるからちょうどいい。
たまに村に訪ねていき、困っていることはないかと聞いて回った。そこで食べ物をもらうこともあれば、他の村の情報をもらうこともある。東京に住んでいた時はご近所付き合いなんてしたことがなかったけど、人との交流はいいものだ。
最近では子供がいる村も増えてきて、一緒に遊んだりもする。村で子供は大切に育てられていて、夫婦で育てているというよりは、村で育てているという感じだ。


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