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[インド高速鉄道]ムンバイ・アーメダバード間の高速鉄道プロジェクト(MAHSRプロジェクト) #7!
インド新幹線は前線高架橋!
![](https://assets.st-note.com/img/1705361576103-0lXra94mDX.png?width=1200)
NHSRCLのHPを見てみると土木工事が進んでいることがわかります。
一番最初のC4パッケージは2020年10月28日にthe Letter of Acceptance (LOA)されているので当然かと思います。
※the Letter of Acceptance (LOA)は"契約締結"の日であって、Commencement Day"工事開始日"ではないことに注意。
写真をみると高架橋で設計されています。日本の新幹線は、在来線と分けて建設しているのが特徴です。ちなみにヨーロッパの高速鉄道、ユーロスターは在来線を走るので高速鉄道と在来線がぶつかる事故が起きたことがあります。
![](https://assets.st-note.com/img/1705362132107-pKk3TRdvVP.png?width=1200)
また、インドは牛や人が当然のように線路をまたいで歩くので、高架することにより、衝突事故を防ぐことができます。そのため時刻通りの運行をすることができるので、インドは日本方式を採用して良かったと思います。
ただ、全線高架橋にするので工事費は倍以上になりますが。。。
インドは技術大国!?
下の写真は、同じくNHSRCLのHPよりもってきたものです。
少しわかりにくいかもしれませんが、これはフルスパンの桁架設機です。
30m~40mのコンクリート桁を一度に架設することができます。
![](https://assets.st-note.com/img/1705362465340-zJBunVt7bk.png?width=1200)
フルスパン桁架設は、直線に桁を架設する場合に採用されます。
日本は土地が狭く、住宅が密集しているので直線桁のフルスパン桁架設はあまりない(直線で線路をつなげられない)のですが、さすがインド土地が広くてまっすぐ線路が引けます。
これのおかげで工場で桁を製作して、現場ではただ乗せるだけ!
とすることができ、工事の時間短縮と品質も安定します。
こういった施工方法を実践できる技術力もある!というアピールにもなります。
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