見出し画像

小野写真館グループが「全部屋露天風呂付き高級温泉旅館」を運営します。

10月1日静岡県河津町(伊豆半島/今井浜温泉)の全4室オーシャンビュー&部屋露天風呂付き高級温泉旅館「咲楽(さくら)」をM&Aで取得しました。

画像1

画像2

画像3

画像4

とりあえず今日はこの程度の出し惜しみで、、、笑

河津桜で有名なエリアですし、旅館名も「咲楽(サクラ)」というだけあって、敷地内も桜で一杯なようで、こりゃ2月上旬から咲出した時が、今から楽しみです。

プレスリリース↓


今日は長いっすw​

でも最後まで読んでくださ〜い。

目次
①なぜ写真館が旅館やるの?
②CX(コーポレートトランスフォーメーション)
③小野写真館3.0
④「夢」「目標」
⑤ブライダル事業再建
⑥新しい「祝」ビジネス創出
⑦旅館貸切需要の創出
⑧河津エリアでのブライダルロケーションフォト
⑨未来
⑩最後に・・・数ある競合から弊社を選んで頂いた感謝を込めて、、、


①なぜ写真館が旅館やるの?

小野写真館グループ↓

弊社は「フォトスタジオ」「ブライダル事業」「振袖レンタル事業」を行う、茨城県に本社を構える会社です。

コロナで世の中が激変しました。私達は実際何者なんだろうか?と深く問いてみた時に、私達は「写真館」ではなく、「感動体験」を生み出す会社なんだと再認識しました。

そしてコロナ禍の4月、5月に本気で、後述する「CX」「小野写真館3.0」を日々考えている時に、M&A仲介サイトで出会ったのが、今回の「咲楽」でした。

サイトで直感で好きになり、今まで譲渡先からの売込は多数ありましたが、今回初めて私から連絡をとりました。

その後、この旅館はM&A界で非常に人気が高かったので、オーナー様に直接会うには、コロナ禍だったのでZOOM面談で、数社に絞られました。

なんとかZOOM面談を突破出来た私は、7月10日現地でオーナーご夫妻と面談。旅館敷地内に足を運んだ瞬間は今でも忘れられません。

とにかく心が踊り、旅館見学や、オーナー様面談でもずっと心がワクワクの状態で、そのときには、絶対に弊社で旅館やりたい!と強く思いました。


②CX(コーポレートトランスフォーメーション)

コロナにより、弊社は莫大な損失を被りました。特にブライダルの披露宴部門は深刻で、CXで会社をゼロから再構築する事に決めました。

私達の既存事業は「ブライダル事業」「振袖&袴レンタル事業」「フォトスタジオ事業」ですが、小野グループは写真屋でも、ブライダル屋でも、衣装レンタル屋でもなく、「感動体験」創出業に昇華していく事を決断。

感度体験創出業に会社をゼロから創り変える事が「CX(コーポレートトランスフォーメーション)」です。

「CX」は、コロナ禍で一番悩みまくって時に、経営共創基盤の冨山和彦社長の下記の考えを拝見させて頂き、著書を読み、まさしく今こそ「CX」のタイミングだと悟りました。

弊社「CX」第一弾が、宿泊事業の進出になり、過ごして頂く時間の体験価値向上を通じて、新しい価値観を生み出していきます。


③小野写真館3.0

小野写真館3.0については、下記に詳細があります。今年の正月に次なる10年のための指針を打ち出しました。

つまりは、ビフォーコロナから、10年後に「結婚式」「成人式」「七五三」がなくなる未来を想定していましたが、

コロナによる社会変動により、10年も待てませんよ、、、w

1年で一気に会社変革(CX)をやりきり、「小野写真館3.0」を実行ベースに移すという概念です。

元々私が10年後見ていた未来は、方向性自体は何も変わらない。ただ、10年でなくて、1年でやる!ただそれだけ!


④「夢」「目標」

宿泊業は、以前からの私の目標であり、2009年の経営計画発表会で「2025年海の見えるホテル」というビジョンを発表しましたが

2020年にホテルではないですが、旅館という形で実現出来ました。

ただ旅館運営が目的ではなく、ここからどのような「感度体験」を創出していくかが重要なので、まだ何もかなってはいない。

スタート地点。

画像5

これが2009年経営計画発表会で発信した将来の構想。

この時まだ、3店舗、年商も社員数も今の1/5以下、、、

でも上記に書いた殆どのビジョンは今当然のように叶っています。

「子供専門ブランド」cocoa↓


「成人専門ブランド」二十歳振袖館Az↓


「ゲストハウス」アルシェ↓


「レストランウェディング(かわいい系)」バウム↓


「レストランウェディング(スタイリッシュ系)」アレーズ↓

それ以外にも「保険代理店」「茨城二十歳図鑑」「茨城キッズ図鑑」なども現実化してます。

やるといった事は全て叶えるよ〜〜w


⑤ブライダル事業再建

正論ではなく、人が集まる「披露宴」の縮小を、指を加えて戻るのを待っているだけでは、弊社に未来はないです。

一見すると本件投資の「光」だけが見える可能性はありますが、経営者としてこの新規事業を成功させなければ、ブライダル事業の縮小を招いてしまいます。

今回のM&Aは、ブライダル事業再建の一貫でもあります


⑥新しい「祝」ビジネス創出

「宿泊」×「祝」×「写真撮影」×「食事」×「温泉露天風呂」×「優雅な時間」=小野写真館グループだからこそ叶う「感動体験」

コロナにより、披露宴に多くのゲストが集う形が厳しくなりました。

もちろんコロナが起きたからといって、披露宴が消滅するとは思っていませんが、逆に今は新しいスタイルの「祝」の形を創り出せるチャンスだと考えています。

例えば家族だけ、親族だけで8名程度で、河津の弊社旅館のガーデンで挙式をあげて頂き、、、

カメラマンが1日密着しアルバムを残し、

夜はゆっくりと「伊豆の海」を食べ尽くして頂き、宿を貸切ってゆっくりと温泉につかって頂く。。

画像6

↑このガーデンでガーデン挙式が出来ますよ。

最高じゃないですか??

もちろん結婚式だけでなく、旅行もかねて「還暦」「七五三」「成人式」でも同じです。

この形は、写真館や結婚式プロデュースを行ってきた弊社だからこそ可能な、新しいカタチの宿泊型の祝い事であり、旅館サイズが貸切りできる小ささだからこそ、非常に安心安全な形でお祝い出来る環境です。

私達小野写真館グループが、新しいカタチの「祝」を創り出します。


⑦旅館貸切需要の創出

旅館を貸し切った「祝」だけでなく、それこそ4部屋しかないからこそ、

高所得者向けの家族でまるごと一棟旅館貸切、友人グループでの貸切、経営者経営合宿、役員合宿など、特に平日にはコストパフォーマンスも高い貸切プランもつくりたい。

これ結構よくないですか???

高級旅館貸し切っての「何か」。。。



⑧河津エリアでのブライダルロケーションフォト

河津は「河津桜」も有名な、自然あふれる素敵なエリアです。コロナ禍では、より輝くと感じています。

河津桜やばいっす!↓

私達は河津で、弊社を代表するフォトウェディングブランドでもある「アンシャンテ伊豆河津(仮称)」を立ち上げる予定です。

アンシャンテは茨城県のひたちなか、つくば、そして横浜、東京にも店舗があります。

アンシャンテ(茨城県ひたちなか市)↓


アンシャンテナチュレ(茨城県つくば市)↓

アンシャンテ横浜(神奈川県横浜市)↓

アンシャンテ東京(東京都世田谷区二子玉)↓

アンシャンテ伊豆河津やばそうです。こんな写真とれますよ〜〜

画像7

画像8

画像9


画像10

画像11

画像12

画像13


画像14


画像15

画像16

画像17

画像18

どうですか??

これ実際に伊豆半島で撮影したブライダルフォトです。

伊豆半島はブライダルロケーションには最適なエリアです。これからも伊豆半島を開拓しまくり、日本有数のウェディングロケのメッカにします。

今回取得した「咲楽」に隣接された施設は、旅館とは別入口の、別動線で、旅館利用のお客様とはかぶらない設計になっております。

もちろん「ブライダルロケーション」×「宿泊」プランもつくりますよ〜


⑨未来

私達は「旅館」×「写真」のビジネスモデルを確立し、全国に広めていきます。

そして将来的には、フォトグラファーや、起業希望者、もしくは田舎に移住して事業を運営したい仲間に事業運営を任せ、

例えば「業務委託」「子会社化」等も検討に入れ、最低限雇用を守っていく事、今回のコロナのような社会変動が起きても、

会社としての力で乗り切れる仕組みを使いながらも、一定割合独立の要素をもたせた仕組みを立ち上げたい、と考えています。

フォトグラファーは手に職ですが、ただ単に写真が上手、おしゃれレベルで、一生食べていくのは、正直そこまで簡単ではありません。

そのためにはフォトグラファーやヘアメイク等の技術者が、旅館運営の責任者をしながら開業できると、参入障壁の高いビジネスモデルに昇華出来るのかとも考えいます。


⑩最後に・・・数ある競合から弊社を選んで頂いた感謝を込めて、、、

今回のM&Aでは、最終的に2社に絞られた段階で、現旅館複数店舗経営会社が弊社よりも高値を指してきました。

しかしながらオーナー夫妻が、私のビジョンや、小野写真館グループだからこそ出来る「咲楽」の未来について熱く語った結果、私達を選んでくれました。

これ普通出来ますかね?

そもそもライバル社は弊社よりも高い金額を払う。。。

弊社は茨城県に本社を構える写真館。。。

旅館運営は初めて。。。

なんで茨城の写真屋が旅館???

それに加えてライバル社は、そもそも旅館運営企業、、、

私でも第三者的にどう考えても、、、

「経済合理性」や、旅館運営者という「安心感」を考えれば、弊社を選ぶ理由はなかったはずです。

でもオーナー夫妻は私達を選んでくれました。

最後の最後に「心」と「想い」がオーナー夫妻に伝わったのだと考えています。

私は、お二人が全てをかけてこの15年間「咲楽」様に注いできた「愛情」「想い」を全て受け取り、

必ずやこの「咲楽」を、さらにご利用頂いた皆様に「感動体験」を与えられる旅館にしていく事をお約束します。

そして、、、

今回旅館を引き継がさせて頂く上で、現パートさんと全員面談をさせて頂いたのですが、、、

全員が、女将さん、支配人様ご夫婦に対して、深い尊敬の念を持っていました。

「このお二人の元で働けた事が、自分自身の人生にとって本当にありがたたかった。」

「咲楽で働ける事が自分の誇りである。。」

驚くレベルで全員が同じ事をおっしゃっていて、本当に人としても素敵なお二人ですし、人生の先輩として、尊敬の念しか出てきません。

私はお二人の代わりは出来ないですし、旅館営業も初めてですし、経験もなく、足りない事だらけですが、、、

私の目指す先は、お二人が15年間運営してきた「咲楽」さんの想いを引き継ぎ、企業として未来永劫運営できる施設にし、

私が死んだ100年後、200年後も、この地で、人様に感動体験をプロデュース出来る旅館にしていく事です。

コロナになって、人と会えなくなり、旅行や外出する事が「不要不急」で片付けられる世の中になったからこそ、

「大切な人と過ごす時間」の価値は、ウィズコロナではより重要で、人様にとって必要なものになると考えています。

100年後、200年後旅館自体は姿カタチを変えても、大事な人と過ごす価値観は、変わらないどころか、さらに価値があがっていくと確信しています。


だから俺はやりきります。

下記は調印式とオーナー夫妻との写真!

画像19


画像20


画像21

画像22


小野哲人

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?