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スタイリッシュな文章からは映像が見えてくる

先程、なんとなく拝見したこちらの記事。まさにスタイリッシュな文章だと思った。

「スタイリッシュ」という表現が適切かどうかはわからないけれど、今の自分が素直に言い表せるのはこの言葉しかなかった。

仕事柄、短文かつ「です・ます調」を意識した文章ばかりを書くようにしているが、ふとこういった記事を拝見すると、本当に書きたい文章ってこんなものなんだけどな…と感じるときがある。

画像以上に文章から情景が浮かび、まるで自分のことのように映像が脳内に再生される。それでいて、言葉ひとつもセンスがあって、まさにスタイリッシュと言う感想。

小説なんかもそうだ。主人公の見ている景色が、文字から映像に変わる凄さがある。

いつか、こんな人の脳に直接的に映像を与えられるようなスタイリッシュな文章が書けるようになりたい。

自分が見た景色を、物語のなかで読者に鮮明に届けられる語彙力を持ちたい。noteは宣伝じみた内容が多いので、正直あまり人の記事というのは読まないし、読んでもやはり読み飛ばす程度でしかない。

しかし、何故か惹かれたこの記事は、噛み締めるように読んだ。短編小説のように、日常のひとコマのお話なのに、過去の恋愛話を聞くかのように没入した。

文章とは、情報が情景に変わるくらいのものでないといけない。スタイリッシュな文章とは、言葉選びのセンスの良さの褒め言葉だけでなく、僕には知らない景色を自分のことのように見せてくれる文章のことだと思った。

ただの読者感想文だな…

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