2022 わちゃわちゃ展

2022年9月2日 19:34

モアタイムねりまのなかまたちとナガノテツコ
「わちゃわちゃ展」

日時：9月22日（木）10時から18時
　　　9月23日（金・祝）10時から17時

場所：ターナーギャラリー　1F
東京都豊島区南長崎6-1-3　ターナー色彩株式会社

都営地下鉄大江戸線　落合南長崎駅 A2出口より徒歩10分
西武池袋線　東長崎駅南口より徒歩8分

参加作家
・モアタイムねりまのなかまたち
・永野徹子（造形作家）
・嶋暎子（ゲスト作家・切り絵）

作品やグッズを展示販売いたしますが、手前味噌で会計をしますので、すみませんが、現金のみの会計となります。

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２日間のみの展覧会をします。

以前から私が美術を教えに行っている「モアタイムねりま」の青年たちの作品と私、永野徹子の作品に加えて、ゲストに嶋暎子さんの作品も同時に展示します。

ターナーギャラリーは、グループ展「Jiyucolor」でお世話になって知りました。大きな空間で自由度も高く、私好みのわちゃわちゃした展示ができそうだぞ？と思いつき、よーし、いっちょ企画してみよう！と1人で勝手に動き出しました。

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【モアタイムねりま】

モアタイムねりまは、現在、開所してから4年、くらいかな？
特別支援学校などの高校を卒業したあとの青年たちの学びを保障する場所として、地道な準備期間を経て、あらゆる人たちが協力して開所しました。
現在、練馬区高松の建物を使って活動しています。
私は美術の授業の中でしか彼らと触れ合っていませんが、彼らの隠された力は美術だけでも強く感じることができます。
この数年このご時世の中、みんな内向的になってないかな、私もなんだかチマチマした授業やってるなー、もっとどーんと元気なことやりたいなー、と思って、ターナーギャラリー借りちゃおう！展示の企画しちゃおう！と思い立って、そう、もうほとんど遊びです。

大きな布に絵の具で自由に描きつけて、なにかが始まる雰囲気をみんなで共有。

みんなで描いたら、大きなキャンバスもあっという間に色で埋まってしまいました。

そして、みんなの本領発揮の動物たち。

躊躇なく、下書きもなく、筆を走らせていきます。

IMG_7970コピ

大きな絵が次々と生まれています。

どうぞ、会場で完成品をご覧ください！

【モアタイムねりまからのコメント】
MoreTimeねりまは、自分らしく生きていくための「学び」の場です。障害のある（と言われる）青年たちが、それぞれ納得できる生き方を探して、悩み、立ち止まり、挑戦し、試行錯誤しながら日々を過ごしています。『自分はどんな生き方ができるんだろう』ひとつでも多く、生き方の選択肢や可能性を拡げていけるように、青年もスタッフもゴチャ混ぜになって、生き、学んでいるわたしたちです。今回は初めて展覧会に挑戦！会場でのみなさんとの出会いにワクワクしながら、準備を重ねています。ぜひお越しください！

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【ゲスト作家　嶋暎子（しまえいこ）】

嶋暎子さんは現在79歳。
印刷の工程である版下の制作に長くたずさわってきたが、50代の頃、手作業が主だった版下の作業が、パソコンへと移行し始めたこともあり、仕事を引退。
その後、家事や介護の合間を縫って、一人、自宅の居間で多くの作品を作り続けてきた。
今年、写真家都築響一氏キュレーションの展覧会に出品し、巨大なコラージュの作品を発表、一躍話題に。
全て広告のチラシを切り抜いて貼り合わせたもので、その迫力と緻密さに度肝を抜かれる。
今展覧会では、ぜひ作品を展示してほしいとお願いし、過去の作品から、コラージュに次いで自身の代表的なワークである切り絵の作品を展示する。

切り絵作品。

暎子さんの美しくて楽しい、紙との対話をぜひ観ていただきたいです。

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【永野徹子（ながのてつこ）】

モアタイムねりまの美術の授業を担当。今展覧会「わちゃわちゃ展」を企画、運営。

京都精華大学美術学部造形学科版画専攻卒。

障がいのある子どもたちの放課後クラブに長年関わりながら、子どもの造形教室を主宰する経験を経て、2014年から作品制作を始める。
鳥や植物をモチーフにした作品が多く、磁器の上絵付け、陶芸、切り絵、消しゴムハンコ、コラージュ、版画など、幅広いジャンルの作品を展開。
また、各地で子どもや障害者へのワークショップや美術講師をするなどして、フリーのイラストレーター・造形作家として活動する。

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