はじめての出張買取サービス、少しだけ悔やんだので反省点を

先日、出張買取をはじめて経験しました。自宅まで業者に来てもらって査定&引き取りしてもらう、あれです。
やってみたいけど、貴金属はないですかと言われるとか無料と謳いながら処分費かかると言われるとか、怖い話もなくはない、あれです。


業者には満足、査定額にはやや不満

結論から言うと、安心・安全な業者さんでした。無事買い取ってもらえました。
私がお願いしたのは、こちら。


査定額に関しても、納得しました。いや、納得させました。
「自分で処分する手間と時間と労力を考えれば、少しでも金銭的プラスになって何より」……その気持ちは、嘘ではない。
でも心のどこかで、もうちょっとだけ高い査定額になるのを期待していた自分がいたんですよね。
なぜなら、中古家具サイトで検索すると高値がついていたから。期待という名の欲が出たゆえの、やや不満です。
(メルカリ、オークションは苦手なので、出品はやっていません。ジモティーも踏み切れず。)

手放したのは、トリップトラップチェア

今回、出張買取を選んだのはズバリ「高く売れるかな?と思ったから」です。
STOKKE社のトリップトラップチェア2脚です。

お別れ前に、ねこと記念撮影

購入時期は2003〜2007年、娘たちが1台ずつ使っていたものです。ダイニング学習を経て学習机専用椅子としても長く使っていました。
再びダイニングチェアとして使ってみたもののその強固さゆえ、しっくりこない。一生使うつもりだったけれど、娘二人は「この先、持っていくことはない」と……親の心子知らず。

家具を処分する方法

今まで、私の家具処分の選択肢は3つでした。

①浦安市の家具再生サービス
②粗大ゴミ(持ち込み)
③粗大ゴミ(引き取り)

①を実際に利用した記事はこちら↓

今回は使用年数は経っているけれど、まだまだ使えるので②③は却下。①の場合、2台を持ち込むのは意外と重い。しかも夫とクリーンセンターに行ける日は、かなり先。
前述の欲に突き動かされ、出張買取を依頼することにしました。

申込から査定買取前日までの流れ

まずは「トリップトラップチェア 買取」で検索、出てきた業者をいくつか調べて高く売れる.comに決めました。大体どこも安心安全そうでしたが、イメージキャラクターが小泉今日子さんだったのは、大きいかも(キョンキョン好き)。

WEB査定画面に商品情報と基本事項を入力すると、1〜2時間後に電話がかかってきました。商品についての詳細と出張査定の日程調整をしました。他社に見積を出していた電子ピアノの査定も、ついでにお願いすることにしました。

この時点では到着時間はざっくりとしか決まらず(2件目だったから)。
前日に目安の時間のメッセージ、当日「今向かっています」と到着予定時間の電話連絡ありました。
なお、こちらからのキャンセルは前日(たしか18時まで)に電話してくださいとのことでした。

買取当日、査定が出るまで1時間強

担当者は20〜30代男性2名、滞在時間は1時間ちょっとでした。事前に電話で「査定を迷っている貴金属がある」という話をしており、そちらの査定に時間がかかった印象。チェアと電子ピアノだけなら30〜40分程度だったのでは。
写真を撮って本部に送り、査定の回答を待って、という流れでした。回答が出るまでは一旦退室。

2名とも感じが良く、その他の引取り可能なものについてや実店舗の所在地、買取後の回転率などの話もしました。学習机の買取は、やはり難しいようです。

査定額に納得したあとは、担当者が本部に電話をし、私も代わって本部の方と直接話しました。
買取点数と金額の確認、それ以上に買取したものや勧められたものはないか?など。本部と現場がしっかり連携が取れているな、と感じました。

確認電話が終わったあとに現金を受け取り、タブレットにサインをして終了。査定額の確認メールがすぐ届きました。
台車とダンボールを準備されており、チェア2脚を乗せて帰っていきました。

結局、査定額はいくらだった?

1脚500円、合計1,000円でした。正直なところ「あ、そんなもんなのね……(ガッカリ)」という気持ちです。
メルカリで8,000円〜、中古市場の売値で10,000円〜の価格を見ていたのと、素人目には美品で部品も説明書もあったので「1,000円くらいいくかな〜」と期待していた自分がいたからでしょう。
「過剰評価をしない」鉄則、リサイクルショップ持ち込みの時には心がけているのに。

ちなみに電子ピアノは他社の査定額を超えなかったので、お断りしました。貴金属の見積は「今回は見積のみ」と伝えていたので、無理強いされることも全くありませんでした。
「保証書がなくても査定額はそんなに変わらない」と言われたので、ちょっと安心できたくらいです。

査定額に納得するには、やっぱり相見積もり。そしてポーカーフェイス⁈

これにつきます。面倒でも交渉材料になるわけだし、家電買うときと同じです。最近はLINE査定をやっている業者も多いので、1社くらいやっておけばよかったなと反省。

あとは、なにげない会話から〝愛着度〟〝手放したい度〟を測っているのではないかな〜と。
これは完全な主観ですが。

私は、得意?のおばちゃんトークで「子供が大きくなってから使ってないんですよね」「本人達にもいらないって言われて〜」とべらべらしゃべっちゃったんですよね。
一方の貴金属査定時は「思い出の品なんです」「今回は参考までに、見積りだけ」と言っていたからか、まあまあの査定額でした(相場知らんけど)。

相場を制すもの、査定を制す

チェアの査定額、今更とは思いながらもその後、少し調べました。すると「買取価格〜2,000円」と出てきたので、うちの場合は年数的にも妥当だったんだなあと。ようやく納得できました(担当の方、ちょっと疑ってすみません)。

実は1ヶ月前にも、ネックレス類を買取業者に持ち込みました。その時も納得して買い取ってもらったのですが、その話を年上の友人にすると「貴金属はGINZA TANAKAのレートが基本だよ」と言われました。

なんということでしょう、私の聞いたレートと結構な差額でした……。感じのいい人だったのに。
手持ちのアクセサリー全部は出さなかったので、以来、時々レートをチェックしています。
あたりまえだけど情報収集と事前準備、大事ですね。もしくは、完全に知らぬが仏の姿勢を貫くか。

浦安在住の片づけのプロ、テツコの体験談でした。
かなり長いのに最後まで読んでくださり、ありがとうございました!

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