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SIGMAfp+Leica summicron M50mm 1stで散歩スナップ

外出できないにもかかわらず、やたらとカメラやレンズを買ってしまった2020年。

今回はSIGMAfp+Leica summicron M50mm 1stのセットで、近所の散歩スナップ。

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これなんだかわかりますかね?

summicron M50mm 1stを沈胴させたまま撮ったらこんな感じになるわけです。

沈胴させたままという表現があっているのかわかりませんが。


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ちゃんとレンズを引き出して回してカチってなってピントを合わせれば半世紀前のレンズとは思えないこの描写!


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F2の開放でもピントが合った部分はキレッキレ、ボケはとろけるようなってやつですね。

このレンズは今までLeicaM3でしか使ったことがなかったので、デジタルの恩恵に涙しております。


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やはりこのレンズはモノクロですね。

前ボケも雰囲気をうまく残しています。


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SIGMAfpはライブビュー撮影でピントの調整が簡単にできるので、オールドレンズ母艦としては最強のミラーレスカメラだと思う。

なんせLeicaMより小さいからね。


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こういう攻めた写真って、フィルムで撮る勇気がまだありません。


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カリッカリの描写


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逆光だとフレアが出ます。

コーティングって大事だなと思う反面、コーティングが良すぎるのは面白くないなとも思うという矛盾。


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今回はお散歩写真でした。

Leicaレンズで気軽にスナップを撮れるのは幸せですね。

最新レンズだとAFでバチピン!フレアもゴーストも出ないし、周辺光量落ちすらない。

変わってこの半世紀前のオールドレンズは、マニュアルでのピント合わせ、絞りを変えるのは手動で動かしづらい、逆光は不安、小さい割に重い、などなどオールドらしさをひしひしと感じます。

でもそれが良いと思えるのが写真であり、現代の複雑さなんですよね。

ちなみにこのレンズ、半世紀前のものにも関わらず国産最新単焦点レンズよりも高いです。

コスパで見れば圧倒的に悪い、ですがコスパだけの価値観だけで生きるのは多大な機会損失なわけです。

自分が撮影する行為に何を求めるか、それを教えてくれるレンズだと思いました。




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