【自己紹介】鉄道乗りつぶし旅の記録をご紹介するにあたって
鉄道乗りつぶし旅の概要
鉄道乗りつぶしとは、その名の通り、鉄道路線のすべてに乗車(完乗)するということです。
私は2008年から日本国内の鉄道路線の乗りつぶし旅をやってきました。
乗りつぶし対象とする路線は、私が利用させていただいている「乗りつぶしオンライン」が対象としている路線(事業者が旅客営業を営んでいる、JR各社、大手私鉄、準大手私鉄、公営企業、私鉄一般、モノレール、新交通システム、ケーブルカー等専業、浮上式、の各路線)としています。
乗りつぶしを始めるきっかけ
2008年8月に東京都世田谷区の世田谷文学館で開催されていた「没後5年 宮脇俊三と鉄道紀行展」という展覧会を観覧しました。
宮脇俊三さんは「時刻表2万キロ」「最長片道切符の旅」など、鉄道での旅に関する著作を多く発表された紀行作家さんです。
私は物心がついた時には鉄道が好きになっており、小学生の頃から時刻表と宮脇さんの著作をはじめとした本・雑誌を読んでは鉄道旅を空想していました。
大人になって実際に鉄道で旅することもできるようになった2008年、前述の展覧会で宮脇さんが紙の白地図に国鉄の乗車路線を赤線で記入した「『時刻表2万キロ』全線完乗地図」の現物を観ました。
2008年はまだブルートレインと呼ばれる夜行寝台列車が残っていた時代であり、当時の私はそれら列車に乗って旅するようになっていましたが、すべての路線に乗車するなんて思いつきもしませんでした。
そんな時に宮脇さんの展覧会を観て、私もすべての路線を乗りつぶしてみようと思いたちました。
乗りつぶしの開始
宮脇さんの展覧会から帰宅して検索したところ「乗りつぶしオンライン」に出会いました。
「乗りつぶしオンライン」は、乗車した路線を入力することで乗車率を計算するとともに乗りつぶしマップも表示してくれるという便利なWebツール(しかも無料)です。(宮脇さんの手書きの地図とは隔世の感があります)
まずは既に2008年2月~8月に鉄道で旅した時に書き残していた乗車記録のメモを「乗りつぶしオンライン」に入力することから、私の乗りつぶしは始まりました。
2008年2月以前にも鉄道で旅しているのですが、乗車記録のメモをしっかり書き残していなかったため、私の乗りつぶしは2008年2月9日を基点としました。
こうして私は2008年8月以降、鉄道路線の乗りつぶしを目的とした旅を続けていくことになりました。
乗りつぶしの経過
2008年2月9日 :スタート
2010年12月30日:
JR宮崎空港線 宮崎空港駅まで乗車して(この時点での)JR線全線を完乗
2012年1月28日 :
沖縄都市モノレール線(ゆいレール)首里駅まで乗車して(この時点での)日本国内の鉄道路線の全線を完乗
以降:
新たな路線の開業・JR在来線の第三セクター化・経路変更や災害復旧等で路線の付け替えが発生する都度、乗車しに行き、「乗りつぶしオンライン」での乗車率を100%でキープ
乗車記録のメモ
2008年以降、私は旅をするたびに下のような乗車記録のメモを書き残してきました。
これを見返すことで、いつ・どの路線で・どの列車の・どの車両の・どこの座席に乗ったのかを振り返ることができるのです。
noteでご紹介したいこと
乗りつぶしを始めた2008年から16年が経過し、鉄道の旅ごとに書き残してきた乗車記録のメモがたくさんあります。
これらをもとに、私がやってきた鉄道の旅についてご紹介することで、これから旅をしようと思われている皆さんの参考としていただければと考えています。
また、今では廃線となってしまった路線(三江線・岩泉線・夕張支線など)や消えてしまった車両(ブルートレイン・新幹線0系・国鉄型など)に乗車した際に撮影した写真もありますので、あわせて懐かしんでいただければと考えています。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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