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関東甲信越完全制覇

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2021年4月2日~5日にかけて行った乗り鉄の記録です。 この旅で、JR全線完乗を達成しています。
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記事一覧

2021.07.16 関東甲信越完全制覇(最終夜)⑤「小田急 特急 ロマンスカー VSE(50000形)小田原駅 発車シーン」

小田急ロマンスカーの名物でもある「補助警報装置」ですが、30000形「EXE」で搭載されなくなったものの、50000形「VSE」でミュージックホーンとして復活。駅到着時や出発時に鳴らすようになっています。次は是非(できれば展望席最前列で)乗ってみたいと思っています。

2021.07.16 関東甲信越完全制覇(最終夜)④「箱根登山鉄道《下り》強羅→箱根湯本 前面&後方展望 on モハ1形+モハ2形」

箱根登山ケーブルカー制覇からの帰り道、強羅での乗り継ぎを1本落とし(理由:乗り継ぎ時間が3分と短かったことと、複数の「賑やかな団体」がその列車に乗り込んだこと)、静まりかえったホームで待つこと十数分。やって来たのは、オールドタイマー「モハ1形+モハ2形」でした。

「オールドタイマー」といっても、吊り掛け駆動式の車両は2019年にすべて引退しており、台車と駆動方式を更新(カルダン駆動方式に変更)し
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2021.07.16 関東甲信越完全制覇(最終夜)③「箱根登山鉄道 箱根登山ケーブルカー(鋼索線)」

箱根登山ケーブルカーは、日本で二番目に古いケーブルカー(一番古いのは、現在の近鉄生駒ケーブル 宝山寺線)。高低差214m、最大勾配は200‰と、ケーブルカーとしては「緩め」ですが、箱根登山鉄道・箱根ロープウェイと連携し、箱根・芦ノ湖観光のメインラインとなっています。

日中は毎時3本の運行ですが、多客時には臨時便も出すそうで、その場合は途中駅に止まらない「直通」として運転されるとのこと。そのためか
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2021.07.16 関東甲信越完全制覇(最終夜)②「箱根登山鉄道【登り】箱根湯本→強羅 前面&後方展望 on 1000形「ベルニナ号」」

初めて箱根登山鉄道に乗ったのは1989年3月。乗車したのは本作と同じ1000形「ベルニナ号」。しかし、こちらも強羅から先、早雲山までのケーブルカーをまとめて乗車しておかなかったのが悔やまれます。さらには、東京在住の間にでも、日帰りで潰せたというのに。

今さら過去の自分に文句を言っても仕方ありませんので、関西へ戻る前の最後のひと仕事として、久しぶりに箱根登山鉄道に足を踏み入れます。せっかくですから
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2021.07.16 関東甲信越完全制覇(最終夜)①「大山観光電鉄 大山ケーブルカー(大山鋼索線)」

「大山」......関西というか西日本の人間なら「だいせん」と読んでしまいそうですが、こちらは「おおやま」。丹沢大山国定公園に属する、神奈川県有数の観光地のひとつであり、日本三百名山や関東百名山のひとつでもあります。

大山ケーブルカーは、江戸時代から庶民の信仰を集めた「大山講」で賑わった「大山阿夫利(おおやまあふり)神社」への参詣の便を図るために建設されました。延長 0.8 km、高低差 278
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2021.07.09 関東甲信越完全制覇(第四夜)③「横浜シーサイドライン(雨天+夜間)前面展望 金沢八景→新杉田」

★ライブ配信では序盤と終盤のみご紹介しましたが、こちらでは全編通しでご覧いただけます。

とっくの昔に制覇していた横浜シーサイドライン。2019年に金沢八景駅が移転(後、2021年に構内複線化)したことで、0.2kmの未乗区間が発生しました。乗り継ぎの都合と天候の悪化から「夜間+雨天」という悪条件での乗車となりましたが、乗車証明を兼ねてカメラを回しました。

2021.07.09 関東甲信越完全制覇(第四夜)②「筑波観光鉄道 筑波山ケーブルカー(筑波山鋼索鉄道線)」

筑波山ケーブルカーは、関東で二番目に古いケーブルカー(一番古いのは箱根登山ケーブルカー)。延長1.6km、高低差495 m、最急勾配358‰。筑波山の西方の峰を、男体山山頂近くまで登ります。筑波山頂駅から、女体山の頂上(ロープウェイの女体山駅がある)へも歩いて行けます。

線路は途中西方へカーブしており、カーブ途中に交換設備とトンネル(長峰トンネル、全長118m)があります。この長峰トンネル、斑れ
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2021.07.09 関東甲信越完全制覇(第四夜)①「つくばエクスプレス 前面展望 快速 秋葉原→つくば」

つくばエクスプレス(TX)乗車は12年ぶり。前回はつくば駅でサッと折り返したのですが、今となってそれが仇に。なぜ筑波山ケーブルカーをまとめて乗りつぶしておかなかったのかと。ならば前面展望でも撮り下ろしておくかと気を取り直し、つくば行きの快速でカメラを回しました。

2009年当時は、まだ動画撮影に目覚めておらず、秋葉原からつくばまでの道中、しつこいくらいにシャッターを切っていました。それらと今回の
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2021.06.25 関東甲信越完全制覇(第三夜)上田電鉄 別所線 車窓 別所温泉→上田

上田電鉄別所線は、その名のとおり、上田駅から別所温泉に向かう路線。上田盆地(上田平)の塩田平を縫うように走ります。塩田流北条氏ゆかりの地で、著名な社寺・遺跡が点在することから、「信州の鎌倉」と呼ばれており、2020年には「日本遺産」にも認定されています。

もしかしたら、本線のことを「上田交通」の名前でご記憶の方もいらっしゃるでしょう。現在の上田「電鉄」は、2005年に上田交通から分社化されたもの
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2021.06.18 関東甲信越完全制覇(第二夜)④ JR全線完乗 on JR東日本 弥彦線 吉田→東三条

この日この路線この区間は、個人的に記念すべきものになりました。なぜならば、弥彦線の吉田ー東三条間の乗車をもって、JR全線完乗を達成したからです。「乗りつぶし」を意識し始めたのが1985年高2の夏でしたので、36年もかかってしまいました。

今回の旅の主目的といってもよかったのが「JR越後線と弥彦線の制覇」。乗りつぶしそのものは無事に終えられたのですが、エビデンス代わりの前面展望&車窓撮影の素材(編
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2021.06.18 関東甲信越完全制覇(第二夜)③ JR東日本 信越本線・白新線 新潟駅付近立体化工事現況

長らく続いてきた新潟駅とその付近の連続立体化工事。駅西側立体化+部分複線化+電留線設置等の工事は完工しており、現在は、駅東側複々線のうち残り2線の立体化と新潟駅1番線の工事が進行中。今年度(2021年度)中に完成予定です。

2021.06.18 関東甲信越完全制覇(第二夜)② JR東日本 GV-E400系 新潟駅 発車シーン

JR東日本の非電化ローカル線に残るキハ40系列を駆逐するべく登場したのがGV-E400系。エンジンで発電された電力でモーターを回して走行します。なので、加速度は(本気を出せば)電車そのもの。本作でも、エンジン音を新潟駅のホームいっぱいに響かせて、ダッシュしていきます。

2021.06.18 関東甲信越完全制覇(第二夜)① JR東日本 GV-E400系 走行音 羽越本線 新津→新発田

新潟駅で、間違って新津行きに乗ってしまった(本来は新発田行きに乗って、新潟→新発田→新津と回る予定だった)のですが、逆にこれが幸いして、新津駅から新発田駅まで、JR東日本の電気式気動車「GV-E400系」に乗ることができました。

実は動画も撮影していたのですが、iPhoneからデータを吸い上げる作業をミスって、ロストしてしまいました。ただし、音は別録りしてあったので、それを生かして「音鉄動画」風
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2021.06.04 関東甲信越完全制覇(第一夜)伊豆箱根鉄道 十国峠ケーブル(十国鋼索線)

今回の旅の最初の標的は「十国峠ケーブル」。伊豆箱根鉄道が運営しているものですが、距離が0.3km、高低差が101m、最急勾配は408 ‰と、ケーブルカーとしては小品の部類。ただ、軌間が1,435mmというのが、国内のケーブルカーとしては珍しいといえます。

十国峠の「十国」とは、十国五島(伊豆・駿河・遠江・甲斐・信濃・武蔵・上総・下総・安房・相模、大島・新島・神津島・三宅島・利島)を展望できるとこ
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