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いつかキャンプに行きたいと思っている諸君へ

人生初のキャンプを終えて4日が経ちました。
控えめに言って最高でした。

これは広めたい、キャンプの楽しさを広めたい。そして残したい、思い出を残したい。

というわけで、
備忘も兼ねて「いつかキャンプ行きたいなぁ」とずーっと思ってるけど行動に移せない人に、今回の私の人生初ずっこけ家族キャンプを紹介します。

「あ、こいつが行けるならおれ楽勝やん」と思ってもらえれば幸いです。

ではまず我が家のスペック紹介。

私:インドア派。慢性的運動不足。日本で一番好きな場所は「家」。
嫁:慢性的運動不足。
娘:2歳。可愛いけど慢性的運動不足。
車:軽自動車。SUZUKI MRワゴン

軽自動車に家族3人分の宿泊道具とキャンプ用品...。
夜逃げを疑われるくらいパンパンに詰め込むことになります。
後ほど詳しく持参品を紹介しますが車の積載量の関係でかなり断捨離しました。

目的地は福岡の「五ケ山クロスキャンプサイト」。

料金は、車がテントの真横に横付けできる区画で5000円。
調べた限り相場より高め
ですが新しい施設なのでトイレや水場も新しい。キャンプ初心者は黙ってこういうところから始めましょう。

行程

キャンプ場のチェックインは13時から。おうちから車で1時間ほど。

11:00 出発
12:00 お昼をどこかで食べて、そのまま食材などお買い物
13:00 チェックイン
--- 夢の時間 ---
翌11:00 チェックアウト&撤収

こんなイメージです。

持って行ったもの

ではまず「そんな装備で大丈夫か?」と真顔で心配されそうな、今回のキャンプ用品をご紹介します。かなり少ない方だと思います。
逆に、最低限これらがあればキャンプを楽しめます

テント

必須。これがないとキャンプがはじまりません。
私が買ったのは超ド定番のスノーピークの入門テントです。
モノはいいので長く快適に使用できますが、いかんせんみんな持ってる
キャンプ場での出現率はコラッタ並み

逆を言えば、テント設営で分からないところがあれば聞ける人がたくさんいるということです。オンリーワンよりナンバーワンですよ。

しかしここで誤算。
キャンプ初心者が陥りやすい罠ですが、テントを買うだけではテントとして完成していません!

地面の突起や汚れからテントを守る「グランドシート」とテントの快適性を上げる「インナーマット」があってはじめてテントは完成します。
このテントは専用のシートセットが販売されています。

高っ!

テントの設営方法は Youtube 先輩で検索。
キャンプ場の通信環境が貧弱かもしれないので予習はきっちりやっときましょう。事前に3回見ましょう

テントの紐の張り方はこちらを参考にしました。

・ペグ・ペグハンマー

必須。ペグ(テントと地面を固定する長い棒)と、ペグを地面に打ち付ける際に使用するハンマー。
私の場合はテントにペグがついてきたのでペグの追加購入はなし。

ハンマーは100均で買いました。
最初は100均で問題ないと思います。1回試してみて「これはあかん」と思ったらええやつを買いましょう
私は「あかん」派なので先ほど一目ぼれしたこちらを購入。やばい、かっこよくない?

・焚火台

必須。キャンプの醍醐味ですね。
もちろん持っていくつもりでしたが、事前に愛車(軽)にキャンプ用品を詰め込んでみた結果、入らないことが判明し焚火台を諦めました。もちろん泣きました。

悪あがきでこちらのミニ焚火台でガマン。

この記事のメインタイトル画像はこのミニ焚火台で料理をしているところ。結論持っていってよかったです。
100均で買える固形着火剤があるとベター。
ちなみにキャンプ場内で、燃料となる小さい枝を探し回ってうろついていた不審者は私です。その節はお騒がせしました。

・ガスバーナー

焚火台、そして実はBBQグリルも愛車(軽)の積載量の関係で諦めていました。

これじゃあなんにも料理が出来ないよ!うわぁぁぁぁぁぁぁん。
と膝を落して泣き崩れる私、しかし気づきました。

・・・バーナーならイケる。

難しそうに見えますが、使い方は簡単
バーナーとガス缶をネジみたいにくるくる回して固定して、チャッカマンで火をつけるだけ。

家のコンロを持ち歩いてるようなものなので、たいていの料理は作れます。
もしBBQグリルや焚火台を持っていくとしてもサブの調理器具として活躍すること間違いなし。買って損はないですよ。

・寝袋

必須。シェラフともいいます。ようは寝床ですね。
家族3人で一緒に使えるクイーンサイズの寝袋にしました。
それぞれ買うよりお買い得です。

そして、ここでまた誤算。
テントにそのまま寝袋を敷くと、地面が硬くて眠れないとの情報を入手!

間にクッション的なものがあると快適になるとのことで、急いでAmazonでクイーンに対応しているこちらのエアマットを購入。

ちなみに手動のポンプでクイーンサイズのエアマットに空気を入れる作業がキャンプ中唯一の地獄でした。電動もあるそうです。

・テーブル・チェア

テーブルとチェアは、格安なのに高機能でおしゃれと話題のHilanderのものを購入。

普通に家の中でも使えるくらい申し分ないクオリティ。おすすめです。

・ランタン

夜を明るく照らすランタン。私が選んだのはこちら。

このランタン、ライトの機能はもちろんですが、Bluetoothを介してスマホの音楽を流すこともできます。

大音量は近隣の迷惑になりますので、テントの中でだけ聞こえるくらいの音量で聴くサカナクション、最高です。

テントの上部にランタンを括り付けて音楽を流すと、おしゃれな例えになりますが、まじで音のシャワーです。降り注ぎます。

・調理道具

まず包丁とまないた。
これは100均でナイフと使い捨てまないたシートを購入。まじでこれで十分です。

こういうの↓憧れますけどね。

フライパンは、ガスバーナーと相性が良さそうなこちら。

晩御飯はシチューを作ったのですが、なんとこのフライパンでお米を炊きました
ちょっと芯が残ってましたが、これは回数をこなせばうまく炊けるようになりそうです。

お湯を沸かしたり、シチューを作るのにはこちらを使いました。

ようは小っちゃい鍋ですね。
上についている蓋は、なんと小さいフライパンになります。
ソロなら上のミニ焚火台とこのミニフライパンで軽食は作れます

クーラーボックスは安定のサーモスを購入。

1泊2日くらいならギリ行けます。

・食器

食器類は100均でそろえることが出来ます。
スプーンやフォークは私も100均で買いました。
お皿のセットは一目ぼれしたこちらを購入。

100均に比べると高いですが、このセットでこのお値段は破格だとおもいます。おしゃれですし!

・着替え(温泉セット)

キャンプ中はお風呂やシャワーがぜいたく品になります。
近くに温泉があるならその準備を、ないならボディシートなどがあると良いと思います。

これはあったほうがいい

次は実際にキャンプに行ってみて、あるといいと感じたもの。
車に乗せられる余裕があるなら、買うことをおすすめします。

・タープ

聞きなれない単語ですが、こういうの。

テントに似てますね。
キャンプでの「テント」はあくまで荷物おきや寝る場所にすぎません。
タープはおうちでいうリビングスペースです。
この下にテーブルなんかをおいて食事したり、くつろぐんですね。

私は今回テントについてる「なんちゃってタープ」で代用しましたが、終始腰をかがめなくてはならずストレスがありました。

胸を張って言える、タープは絶対あったほうがいい

・湿布

慢性的運動不足を自覚しているのなら、持って行ってください。
はじめてのキャンプです。普段使ってない筋肉を使うことになります
何が良いってかさばりません。
2日目のコンディションが全然変わってくるので、だまされたと思って。

・焚火台

これは間違いないです。夜の楽しみ方がガラッと変わります。
悪あがきで持って行ったミニ焚火台であの楽しさですから。

ちなみにかさばらないニュータイプの焚火台もあるみたいです。

かっこいいですね。
私はキャンプから帰ってきて、いてもたってもいられずこちらを購入。

「キャンプを始めるとお金がなくなる」、と覚えておきましょう。

・遊び道具

小さいお子さんがいるご家庭はなおさら。
そうでなくても童心に帰るチャンスです。遊びつくしましょう。

メジャーどころだと、フリスビーやシャボン玉、水鉄砲などでしょうか。

・BBQグリル

これもあるのとないのでは段違いですね。
キャンプと言えばBBQ。

でかい肉を焼きたいですよね。かぶりつきたいですよね。

・キッチンペーパー・サランラップ・アルミホイル

巻物3種の神器と覚えましょう。
この3つが存在しない世界をイメージしてみてください。

ゾッとします。

つまづきポイント

次に陥りがちな要注意点をシェアします。

・テント・タープの設営方法と撤収方法は予習しておくこと!

はじめての設営は、まー時間がかかります。でも設営に時間をかけるのはもったいないです。
なんとかなるさと思ってます?
なりません。イメトレしときましょう。

・周辺施設は調べておきましょう!

温泉や銭湯、ランチできるとこや道の駅など買い出しができるとこがあるか。遊び場所はあるか、川遊びができるか。観光できるところはあるか。など寄る寄らないはひとまず置いておいて近くになにがあるかをざっくり頭にいれておくと、帰るときに「うそ!こんなのあったの!行けばよかった」とならずに済みます。

・水分補給はこまめに!

インドアで運動不足の人は特に。久しぶりの日差しです。
私の嫁さんは少し日に当たっただけでダウンしてました。
スーパーで凍らせたペットボトルのお水やポカリが手に入るので保冷剤としても使えますよ。

さいごに


ちょっと行きたくなってきました?

熱がこもってかなり長くなってしまいました。
キャンプに行ってみてやっぱり良かったのは嫁さんと娘の楽しそうないきいきとした顔を見れたことです。家族との時間をがっつり取れるという意味でもパパ勢にはおすすめしたいです。

私のキャンプに行きたいというわがままに付き合ってくれて感謝。
そしてどうやらハマってくれたみたいなので、次どこへ行くかを早速一緒に考えてます。これもまた楽しい。これの繰り返しになりそう。

キャンプに終わりはないですね。とりあえず、車を買います

ぜひ一度キャンプに行ってみてください。
おしまい。ありがとうございました。

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