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銀座松屋の中計からわかる百貨店業界の今後の動きとは!?

こんにちは!現在26歳、元リクサラリーマンのTetsuです。
現在は別の会社にて人材の営業をしており、
転職市場での採用が難しいハイクラス人材の活用による、企業の様々な課題解決のご支援をしております。

前回も記載しましたが、
私は2024年9月末までに起業、もしくは社内起業を実現することが目標です。
このブログでは、
マーケティングの観点で企業を分析しながら、新規事業の可能性を探る
という内容にて発信し始めました。
勉強をアウトプットする場として、また皆様からの反応を得る場として。。

ぜひ最後まで読んでいただけますと幸いです!


松屋銀座からわかる「百貨店業界の今後の動き」

結論は「空間の差別化」

結論からのお伝えすると、百貨店業界では今後「空間の差別化」が必要になってきます。
顧客が百貨店に買い物をしに来た際に、
またこの百貨店に期待と思ってもらえる空間を作っておく必要があるのです。
商品の価格や接客の質なども時代に合わせて変えていく必要はあると思いますが、この辺りでの差別化は非常に難しいのです。

中期経営計画書からわかる4つの重点施策 by ChatGPT

以下はChatGPTにて、松屋銀座の中期経営計画書の具体的な施策を要約してもらった内容です。

  • 中期経営計画の具体的な施策は、以下の4つの柱である

    • デザイン力の強化

      • デザインコンペティションやデザインアワードなどを通じて、デザインに関する情報発信や人材育成を行う。

      • デザインに関する専門家や団体と連携して、デザインによる社会貢献や地域活性化を推進する。

      • デザインに関する展示会やイベントなどを開催して、お客様にデザインの魅力や価値を伝える。

    • 銀座力の強化

      • 銀座三越との共同イベントやwebラジオ放送局などを通じて、銀座のまちと連携した情報発信やコミュニケーションを行う。

      • 銀座商店街連合会や銀座クラブなどと協力して、銀座のまちと一体となった催事や文化催事を開催する。

      • 銀座の歴史や文化に関する展示会や講演会などを開催して、お客様に銀座の魅力や価値を伝える。

    • 個性力の強化

      • 高級ブランドやオリジナル商品などを取り揃えて、お客様に多様な選択肢と満足感を提供する。

      • 豪華な内装やサービスなどで、お客様に快適で上質な空間と時間を提供する。

      • 他では手に入らない限定品やオーダーメイドなどで、お客様に特別感と感動を提供する。

    • 経営基盤の強化

      • DX(デジタルトランスフォーメーション)やESG(環境・社会・ガバナンス)への取り組みを加速させる。

      • コスト削減や収益改善などの経営効率化を推進する。

      • 人材育成や組織風土改革などの組織力向上を図る。

https://www.matsuya.com/corp/wp-content/uploads/2023/04/%E4%B8%AD%E6%9C%9F%E7%B5%8C%E5%96%B6%E8%A8%88%E7%94%BB%E3%80%8E%E3%82%B5%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%8A%E3%83%96%E3%83%AB%E3%81%AA%E6%88%90%E9%95%B7%E3%81%AB%E5%90%91%E3%81%91%E3%81%A6%E3%80%8F.pdf

中期経営計画「サステナブルな成長に向けて」


上記のうち、以下の二つ以外は基本的に空間を差別化することにつながる
施策であることがわかります。
※経営基盤の強化に関しては社内の取り組みなので考慮しない

  • 高級ブランドやオリジナル商品などを取り揃えて、お客様に多様な選択肢と満足感を提供する。

  • 他では手に入らない限定品やオーダーメイドなどで、お客様に特別感と感動を提供する。

このように、これからの売り上げを拡大していくためには
空間をいかに差別化するかにかかってきているのです。

なぜ空間の差別化が必要か

銀座には百貨店含める買い物ができる大型の施設がたくさんあります。
簡単に調べただけでも9つも出てきました!
↓のサイトでも9つ紹介されています。

こんなにたくさんウィンドウショッピングできる施設がある中で、
しかも商品やブランドでの差別化が難しい中で、
どうやってわざわざ松屋銀座にきてもらうか考えてみてください。

行ってみたい、また行きたい空間にする必要があることがわかると思います。

空間の差別化が必要なのは、百貨店だけではない!

ここまで百貨店を取り上げて記事にしてきましたが、
今後はどんな小売店でも空間での差別化が必要になってくるのではないかと思います。

その理由は、オンラインの広がり、商品の同質化です。
オンラインが広がったことで、どこでも同じような品質の商品を安く買うことができるようになりました。
そうすると「その店に行く意味」がないとわざわざ店舗に行かなくなってしまうのです。

またこれはリアル店舗での空間の差別化だけではなく、
オンライン上のUI/UXにも同じようなことが言えるでしょう。
そのオンラインショップでしか買えないものでない限り、
オンラインショップの便利さや、わかりやすさで購買するかが決まります。

これからの時代は、「空間の差別化」ですね!!!

最後までお読みいただきありがとうございました!!!



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